
Twitterで「アオザメだ~!」って騒いでるけど何かあったのかな?



アオザメは水族館で滅多に見る機会がないサメだね。
どこかに展示されたのかも。
アオザメがちょっとした話題になった


2019年11月20日。Twitterの水族館好きたちが、慌ただしくなるような出来事が起こりました。
「葛西臨海水族園にアオザメが搬入された」
この出来事はちょっとした「アオザメフィーバー」を巻き起こし、僕のツイッターのタイムライン上を埋め尽くしたのです。
しかし、僕はこのとき、少しだけ戸惑っていました。



アオザメって何だ?どうしてそんなに騒いでるんだ?
残念ながら、僕はサメに詳しくありませんでした。
そもそもアオザメってどんなサメ?
アオザメは「最速で泳ぐサメ」と呼ばれています。
下記にアオザメの特徴をまとめてみました。
名称:アオザメ
学名:Isurus oxyrinchus
英名:Shortfin mako shark
分類:ネズミザメ目ネズミザメ科
分布:世界各地の暖海域に広く分布
- 英名は「Shortfin mako shark」
(訳すとヒレが小さいサメ?) - 体長は約2m、大きいものは4mくらい
- 背中がメタリックブルーの鮮やかな色
- 胴体は筋肉質で強い推進力を生み出す
- 小さなヒレは水の抵抗を限りなく抑える


アオザメの写真を見ていると、無駄のないフォルムで弾丸のように速く泳ぐ姿が浮かんできます。
マグロやカツオなどの魚を捕食するらしいので、よっぽど速く泳ぐんでしょうね。
チャンスは一生に一度?
さて、そんなアオザメが搬入されたことに、なぜ多くの水族館好きが盛り上がったのでしょうか?
その理由は、アオザメが「とても飼育の難しいサメ」であるからです。
運良く展示されても、数日も持たずに終了してしまいます。


水族館でアオザメが生きて泳ぐ姿を見られるなんて、一生に一度あるかないかの奇跡と言えます。
それを知っていたから、水族館好きやサメマニアが盛り上がったのでしょうね。
たった1日
結局、葛西臨海水族園のアオザメは「たった1日」で展示が終了してしまいました。
Twitter上に投稿されたつぶやきには、以下の報告が多かったです。
「水槽内の壁やアクリルによくぶつかっている」
「壁にぶつかっては、水槽の底に沈んで泳ぐのをやめてしまう」
おそらく、大海を猛スピードで泳ぐアオザメにとって、狭い水槽は合わなかったのかな?
水槽の壁を認識できず、ぶつかってダメージを追ってしまうのでしょうね。


アオザメはマグロと同じように、泳いでいないと呼吸が止まってしまう魚です。
アオザメを水槽で飼育するには、よほど環境を整えてあげないと難しいのかもしれません。
それを考慮して葛西臨海水族園の「マグロ回遊水槽」に搬入されたんだと思うのですが、上手くはいかなかったみたいです。
次回のチャンスがあれば…
アオザメが生きて泳ぐ姿を見られることが、どれほどラッキーなことなのかわかりました。
今回は葛西臨海水族園に搬入され、たった1日のチャンスでした。


運良く見られた人は、本当に良かったと思います。
中には仕事を休んで見に行った人もいるとか…
一生に一度見れるかどうかのサメを撮りに水族館行っていいですか?と言ったら「すぐに行け」と言ってくれた上司に感謝です
ところで会社を出るときの「帰ってこなくていいぞ」は「今日は」という意味ですよね?あした席がなくなっていたらどうしよう pic.twitter.com/08SdG1KFJj— 空白寺 (@vanity_temple) November 21, 2019



次のチャンスは、いつか来るのかな?
次のチャンスがあれば見に行きたいけど、できれば地元(名古屋あたり)に来てほしいな…


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