
鴨シーでシャチやイルカのショーを見てたら、ちょっと疲れちゃった。



ショーは盛り上がるからね。リラックスしたいときは、クラゲの展示エリアでゆっくりしよう。
鴨川シーワールドのクラゲ展示エリア「Kurage Life(クラゲライフ)」。
大小さまざまなクラゲが展示されていました。
水族館でおなじみのミズクラゲもいれば、見慣れない姿や名前のクラゲも。
今回は、そんなKurage Lifeで撮影したクラゲたちを紹介します。


ミズクラゲ
クラゲといえばミズクラゲ。水族館でもおなじみのクラゲです。
日本の海域に多く生息しており、海水浴でよく刺されるイメージもあります。



クラゲって、何を食べているのか気になりませんか?
ミズクラゲは、水中に漂う動物性プランクトンを捕食しています。
カサにある輪っかのような模様(胃腔)は、お腹がいっぱいになるとクッキリと見えるそうですよ。
タコクラゲ


カサ径10~20cmほどになるクラゲで、姿や色がタコに似ていることが名前の由来です。体は褐色でカサの表面に白い斑点があります。体内に植物(褐虫藻)が共生していて、光を浴びて栄養をつくります。
鴨川シーワールド
本来は褐色の体のタコクラゲ。
鴨川シーワールドのタコクラゲは、青くてとても綺麗でした。



水槽内の照明が青いからかな?
青く見えるタコクラゲは、カサの水玉模様が風鈴のように見えて癒されました。
スナイロクラゲ


カサ径20cmほどになるクラゲで、九州から青森の日本海沿岸で多く見られます。カサは半球状で肉があつく、食用となるクラゲです。
鴨川シーワールド
スナイロクラゲは、日本で古くから食用とされてきた一種です。
食用とはいえ、クラゲの約95%は水分です。そのため、残りのわずかなタンパク質だけ食べられています。
タンパク質しか食べないので、栄養はほとんどないそうですよ。



食感だけ楽しんでいるのかな?
アメリカヤナギクラゲ


カサ径50cmほどになるクラゲで、赤褐色のカサと長い触手が特ちょうです。カリフォルニアやオレゴン沖で見られる種類です。
鴨川シーワールド
アメリカヤナギクラゲは、別名「パシフィックシーネットル」と呼ばれています。
もしかすると、別名のほうが聞き馴染みがあるかもしれません。
サイズが大きい個体は、カサ径が1メートル、全長が2メートルにもなる大型のクラゲです。
パープルストライプドジェリー


カサ径50cmほどになるクラゲで、成長するとピンク色のカサの上に紫色の模様があらわれます。カリフォルニア沖で見られる種類です。
鴨川シーワールド
パープルストライプドジェリーは、ピンク色の透きとおった体が綺麗なクラゲです。
透きとおった体のクラゲは、綺麗な体色が美しさを際立たせます。
ヒラヒラとした触腕を漂わせる姿が幻想的です。ゆっくりと眺めているだけでも、リラックスして癒されますよ。
ギヤマンクラゲ


カサ径4cmほどになるクラゲで、東北から北海道沿岸に多く見られます。口の基部が長く、胃がカサの外に突き出しています。
鴨川シーワールド
透きとおった透明の体が特徴的なキヤマンクラゲ。
名前の”ギヤマン”の語源は、ポルトガル語で「ダイヤモンド」を意味する言葉だそうです。
水族館では「ガラス細工のように美しいクラゲ」として人気を集めています。
コブエイレネクラゲ


日本の水族館の水槽で発見され、1992年に新種として報告されました。自然界では発見されていない不思議なクラゲです。カサ径3cmほどになります。
鴨川シーワールド
コブエイレネクラゲは、シンプルな見た目が特徴的です。
透明な体にカサの縁取りと4本の線が見えるだけ。まだ自然界では発見されていない不思議なクラゲです。
鳥羽水族館が最初に発見し、今では日本各地の水族館で飼育されています。
映像水槽ゾーン


映像水槽ゾーンは、ホログラフィック映像で再現されたクラゲたちが泳ぐ体験エリアです。
自分の体の動きに合わせて、水槽内の様子が変化します。
手を動かして水槽内に水流を起こすと、動きに合わせてクラゲたちが流されていきました。
その他にも
鴨川シーワールドの「Kurage Life」エリアには、まだまだ紹介していないクラゲも展示されています。
- ヒトモシクラゲ
- アマクサクラゲ
- エボシクラゲ
- カブトクラゲ など



撮影するのが難しくて、今回は写真を紹介できませんでした…
鴨川シーワールドへ遊びに行くときは、ぜひチェックしてみてください!
最後に|クラゲの世界はとてつもなく広い


鴨川シーワールドのKurage Life(クラゲライフ)には、さまざまな種類のクラゲが展示されていました。
「ほかの水族館で見たことあるかも?」と思ったクラゲも、じっくり観察すると意外な発見があります。
- 実は初めて見る種類だった
- 「そんな名前だったんだ」とビックリした
- 水族館で見られるクラゲは自然界に存在する「ほんの一部」にすぎなかった
クラゲって自然界に3,000種類以上も存在するそうです。
今回は7種類のクラゲを紹介しました。



クラゲの世界は、とてつもなく広いんだな…


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