水族館で見つけたクマノミの仲間たち【9種類】

水族館では、さまざまな種類のクマノミの仲間を観察できます。

とくに映画『ファインディング・ニモ』でおなじみのカクレクマノミは、いまや水族館の人気者です。

しかし、水族館で「カクレクマノミだ!」と指をさす魚は、実は異なる種類なんてことも。

そこで今回は「水族館で見つけたクマノミの仲間」を、実際に撮影した写真とともに紹介します。

カクレクマノミ

カクレクマノミ

名称:カクレクマノミ
学名:Amphiprion ocellaris
英名:Ocellaris clownfish
分類:スズキ目スズメダイ科クマノミ属

カクレクマノミは、映画「ファインディング・ニモ」で一躍有名となりました。

スズメダイ科の小さな魚で、オレンジ色の体に入った白いラインが特徴的です。

クマノミとイソギンチャクは共生している

カクレクマノミは、イソギンチャクを隠れ家としています。

イソギンチャクは、カクレクマノミの食べ残しをもらうことで共生しているそうです。

イソギンチャクの触手には毒があるのですが、カクレクマノミはその毒への耐性がありますよ。

クラウン・アネモネフィッシュ

クラウン・アネモネフィッシュ

名称:クラウン・アネモネフィッシュ
学名:Amphiprion percula
英名:Clown anemonefish
分類:スズキ目スズメダイ科クマノミ属

水族館でカクレクマノミを見ると、ほとんどの人が「ニモだ!」って言うと思います。

でも、ニモのモデルって、実はカクレクマノミではないそうです。

イースタンクラウンアネモネフィッシュという、カクレクマノミのそっくりさんが「ニモのモデル」と言われています。

この子は…ニモ?

カクレクマノミより体色のオレンジが濃く、白いラインを縁取る黒線がちょっと太いそうですよ。

でも、もう「ニモ=カクレクマノミ」で浸透しちゃってます。

だから、子どもや彼女に

「ニモはカクレクマノミじゃないよ。イースタンクラウンアネモネフィッシュだよ。」

なんて「ドヤ顔」で言わないように。

ぎょぎょぎょ
ぎょぎょぎょ

面倒くさい人って思われちゃうかもね(笑)

クマノミ

クマノミ

名称:クマノミ
学名:Amphiprion clarkii
英名:Clark’s anemonefish
分類:スズキ目スズメダイ科クマノミ属

クマノミは、オレンジ色の体と2本の白い帯模様が特徴的な魚です。

一般的には「クマノミ=カクレクマノミ」といったイメージがあるかもしれません。

見た目はそっくりな2種ですが、体長と白い模様の本数を比較すると見分けられます。

特徴クマノミカクレクマノミ
体長最大15cmほど最大8cmほど
白い模様の本数2本3本

セジロクマノミ

セジロクマノミ

名称:セジロクマノミ
学名:Amphiprion sandaracinos
英名:Yellow clownfish
分類:スズキ目スズメダイ科クマノミ属

セジロクマノミは、その名のとおり背中に1本の白いラインがあります。

また、クマノミの種類でもめずらしい「縦縞(たてじま)」があるクマノミです。

日本近海では沖縄周辺でしか見られないため、比較的めずらしいクマノミとされています。

成長の過程で「オス⇒メス」へと性転換することも特徴的ですよ。

ハナビラクマノミ

ハナビラクマノミ

名称:ハナビラクマノミ
学名:Amphiprion perideraion
英名:Pink anemonefish
分類:スズキ目スズメダイ科クマノミ属

ハナビラクマノミは、花のような淡いピンクの体色が特徴的です。

また、セジロクマノミと同様に、背中に1本の白いラインがあります。

ハナビラクマノミとセジロクマノミの見分け方

頭部に入る白い帯模様が…

ある:ハナビラクマノミ

ない:セジロクマノミ

ハナビラクマノミとセジロクマノミは、頭部に入る白い帯模様の有無で見分けられます。

ハナビラクマノミは、全長7cmほどの比較的小柄なクマノミです。

トウアカクマノミ

トウアカクマノミ

名称:トウアカクマノミ
学名:Amphiprion polymnus
英名:Saddleback clownfish
分類:スズキ目スズメダイ科クマノミ属

トウアカクマノミは、黒っぽい体とオレンジ色の顔が特徴的です。

また、英名の”Saddleback”は、背中の白い模様が乗馬で使用する鞍(くら)のように見えることが由来です。

日本近海では、沖縄周辺でしか見られません。

ハマクマノミ

ハマクマノミ

名称:ハマクマノミ
学名:Amphiprion frenatus
英名:Tomato clownfish
分類:スズキ目スズメダイ科クマノミ属

ハマクマノミは、頭部に1本だけ入る白い帯模様が特徴的です。

日本近海(奄美諸島より南)の比較的浅い海域に生息しているため、ダイビングで見られる魚としても人気があります。

丸い触手が特徴的な「タマイタダキイソギンチャク」と共生するそうですよ。

スパインチーク・アネモネフィッシュ

スパインチーク・アネモネフィッシュ

名称:スパインチーク・アネモネフィッシュ
学名:Premnas biaculeatus
英名:Maroon clownfish
分類:スズキ目スズメダイ科プレムナス属

スパインチーク・アネモネフィッシュの特徴は、目の下にヒゲのようなトゲがあることです。

”スパインチーク”の意味

スパイン:トゲ

チーク:頬(ほほ)

この特徴は、ほかのクマノミには見られないことから、分類が「プレムナス属」と分けられています。

体長は最大17cmほどまで成長するため、クマノミの仲間では比較的大きな部類です。

バリアリーフ・アネモネフィッシュ

バリアリーフ・アネモネフィッシュ

名称:バリアリーフ・アネモネフィッシュ
学名:Amphiprion akindynos
英名:Barrier reef anemonefish
分類:スズキ目スズメダイ科クマノミ属

バリアリーフ・アネモネフィッシュの特徴は、尾ヒレが白いことです。

その名のとおり、グレートバリアリーフのサンゴ礁に生息しています。

ぎょぎょぎょ
ぎょぎょぎょ

グレートバリアリーフ~ニューカレドニアのサンゴ礁域にしか生息しない固有種だそうですよ!

【最後に】クマノミの豆知識

水族館でクマノミの仲間を観察する前に、ちょっとした豆知識を紹介します。

事前知識をもって観察すると、生き物への興味や楽しさが増しますよ!

和名から「日本に生息しているかどうか」がわかる

クマノミの和名を見れば「日本の近海に生息しているかどうか」がわかります。

○○クマノミ

日本の近海に生息している。

○○アネモネフィッシュ

日本の近海には生息していない。

クマノミ特有の泳ぎ方|ワッギング

クマノミ特有の泳ぎ方|ワッギング

カクレクマノミは「ワッギング」と呼ばれる、クマノミ特有の泳ぎ方をします。

魚って「スイスイ」っとまっすぐ泳ぐのが一般的です。

しかし、クマノミは、体をクネクネとひねるように泳ぎます。

カクレクマノミが泳ぐ様子を撮影してみました。

イソギンチャクの周りを、ゆらゆらと泳ぐ姿がとても可愛いですよ。

ぎょぎょぎょ
ぎょぎょぎょ

水槽で泳ぐカクレクマノミを見ていると癒されます。

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