もしも自分が水族館で働いたら?|関わる仕事の種類を解説

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「水族館で働いてみたい!」と思ったことはありませんか?

水族館の仕事といえば、以下をイメージすると思います。

  • イルカショーで活躍するスタッフ
  • バックヤードで生き物を飼育するスタッフ

いざ水族館で働く自分を想像してみると「知識がないから難しいかも…」と考えてしまいますよね。

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僕は自信がなくて諦めました。

しかし「水族館に関わる仕事」って、ほかにもたくさんあるはずです。

そこで今回は「もしも自分が水族館で働いたら?」をテーマに、水族館に関わる仕事の種類を解説します。

目次

水族館に関わる仕事はたくさんある

水族館には、さまざまな人が働いています。

飼育員やトレーナーはもちろん、警備員やショップ、フロントのスタッフなど。

生き物に詳しくなくても、働き方次第で水族館に貢献できます。

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「水族館の治安はオレが守る!」なんて気持ちで警備員になってもいいんです。

さまざまな選択肢から「気になる職種」を見つけて、自分が働いている姿を少しだけ想像してみてください。

飼育員

飼育員のおもな仕事は、水族館で暮らす生き物の健康管理や研究調査です。

生き物たちへのエサやりはもちろん、運動不足の解消や気分転換を兼ねたトレーニングも実施しています。

おもな仕事内容
  • エサやり
  • 健康管理
  • 生態観察・研究
  • 採集
  • ショー・トレーニング
  • 解説
  • イベント企画・運営
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こうして見ると、飼育員さんってやることが多いね…。

飼育員は水族館のメインスタッフでもあるので、さまざまな業務を担当しているようです。

やることが多くて大変そうなイメージもありますが、一般的には生き物や水槽ごとに担当を分けています。

また、担当する生き物の健康を毎日管理しながら、研究調査・種の保存に努めることも飼育員の重要な役割です。

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飼育員さんのおかげで、生き物たちの元気な姿を楽しめるんだね。

飼育員は生き物の特徴を理解し、展示や演出を工夫しながら、お客さんに魅力を伝えてくれます。

そして、生き物の魅力を伝える役割は、以降で紹介する職業と分担している場合もあります。

解説員

解説員のおもな仕事は、生き物の生態や特徴を「解説」することです。

エサやりやショーパフォーマンスの時間には、見どころだけでなく「ちょっと賢くなれる知識」を伝えてくれます。

おもな仕事内容
  • 生き物の解説
  • ショーやイベントの司会進行
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エサやりの時間には、食べるエサの種類や量も教えてくれました。

生態の解説は少し専門的であり、聞く人によっては興味が湧きにくい内容かもしれません。

そのため、解説員には専門的な内容を「楽しく・わかりやすく」伝えるスキルも求められます。

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子どもも大人も興味をもって学べる解説がいいね!

水族館によってはイベントの司会進行役として、お客さんからの質問を募集している姿も見かけます。

生き物の生態は、わからないことだらけです。

飼育員さんの取り組みによって「ちょっとした疑問」を解決することが、生き物に興味をもつきっかけとなるかもしれません。

トレーナー

トレーナーのおもな仕事は、イルカや海獣類(アシカやセイウチなど)の健康管理やトレーニングです。

日頃からコミュニケーションを取りながら信頼関係を築き、ショーパフォーマンスに活かしています。

おもな仕事内容
  • イルカや海獣類の健康管理
    (コミュニケーションやトレーニング)
  • ショーパフォーマンスの披露
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イルカショーで活躍する姿が有名だね。

水族館で暮らす生き物たちは、人の言葉を理解できません。

そのため、日々のコミュニケーションから、健康状態の把握や意思疎通を図ります。

また、日頃のトレーニングも健康管理の一環です。

水族館での生活を支えるパートナーとして、生き物の生態を深く理解する必要もあります。

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ショーに出るなら、泳ぎも得意なほうがいいのかな?

ショーパフォーマンスで生き物と一緒に泳ぐためには「潜水士」の資格が必要です。

ときには、生き物の体調管理や水槽内の清掃のために、水中に潜る機会もあります。

潜水士とは

長時間の潜水を伴う業務に必要となる国家資格。

水族館業務以外には、海上自衛隊や水難救助隊、ダイビングのインストラクターなども挙げられる。

フロントスタッフ(チケット窓口・受付)

フロントスタッフの仕事は、おもにチケット販売や館内受付での対応です。

開館前やショースタジアムで、お客さんの入退場を誘導することもあります。

おもな仕事内容
  • チケット販売での接客
  • 総合案内での接客
  • 入退場の誘導業務
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年パスの案内や迷子の対応なんかもあるようです。

受付スタッフは、お客さんから質問を受けることもあります。

水族館のサービスや案内に応える役割のため、基本的には生き物に対する知識がなくても問題ありません。

また、長期連休シーズンのような繁忙期には「短期アルバイト」を募集していることもあります。

求人案内は水族館の公式HPに掲載されることもあるので、興味がある人はぜひチェックしてみてください。

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フロア次第では水族館の雰囲気を感じながら働けるかもしれませんね!

ショップスタッフ

ショップスタッフの仕事は、館内グッズショップの販売業務です。

仕事内容はレジ打ち・接客・品出しなど、一般的な販売業務と変わりありません。

おもな仕事内容
  • 販売接客
  • レジ打ち
  • 品出し

水族館のグッズショップは、商品の品数や入れ替わりが比較的ゆるやかな傾向にあるそうです。

お客さんも基本的には「水族館で楽しんだ人」がほとんどなので、接客業の初心者でも落ち着いて対応できます。

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水族館グッズに囲まれた職場なんて夢のようですね。

清掃業務(館内清掃)

館内の清掃業務は、床や窓、トイレなどの衛生を保つ大切な仕事です。

おもな仕事内容
  • 床や窓ガラスの清掃
  • 館内トイレの清掃・備品補充など
  • ショー終了後の座席拭き・ゴミ回収など

清掃業務は、お客さんが入る時間帯を避けて実施します。

比較的落ち着いた館内を見て回りながら、水族館の雰囲気も楽しめる仕事です。

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水槽に夢中で仕事を忘れてしまいそう。

清掃業務は、限られた時間での対応が求められます。

とくに開館前の時間帯は、お客さんが入ってくるまでのスピード勝負です。

また、室内展示がメインの水族館は、フロアが汚れやすく、清掃業務の重要度が増します。

水族館を快適に利用してもらうための、ちょっと地味だけど大切な仕事です。

清掃業務(潜水士)

大型水槽内の清掃業務は、潜水士の資格をもつ飼育員やトレーナーが担当します。

おもな仕事内容
  • 大型水槽の清掃
  • イベントでのパフォーマンス
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季節のイベントで仮装しているダイバーも清掃員さん?

大型水槽の清掃業務は、ダイビングショップのスタッフが対応することもあります。

生き物が泳いでいる状況や仮装して潜るといった、特殊な状況下に対応できる潜水スキルが必要です。

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僕が通っていたダイビングスクールの講師も、水族館で短期の仕事を担当していました。

館内警備員

館内警備員のおもな仕事は、設備点検や施設内の巡回です。

どちらかというと不審者よりも、設備が正常に稼働しているかどうかを重点的にチェックします。

おもな仕事内容
  • 設備の管理・点検
  • 施錠確認・カギの保管
  • 施設内の巡回
    (不審者や異常事態の発見)

水族館では、さまざまな設備が常時稼働しています。

水温や水質にデリケートな生き物も多いので、夜間の点検業務も欠かせません。

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深夜の水族館って、なんか怖そうだな。

「夜の水族館」には幻想的なイメージがありますが、閉館後の水族館は基本的に消灯しています。

懐中電灯を片手に暗闇を巡回するのは、ほぼ「肝だめし」のようなものです。

とはいえ、日中の水族館にはない落ち着いた雰囲気を味わえます。

特別な知識やスキルがなくても、水族館で暮らす生き物を守るやりがいのある仕事です。

水族館に関わる仕事を目指してみませんか?

水族館には、さまざまな役割で働く人たちがいます。

生き物を飼育したりトレーニングしたり、お客さんを案内したり設備を管理したり。

水族館の「人」に目を向けると、さまざまなスタッフがいて成り立っていると気づきます。

生き物の知識がないからといって、水族館で働くことを諦める必要はありません。

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自分にあった働き方を見つければ、きっと水族館に貢献できるはずですよ!

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