名古屋港水族館といえば、シャチが有名です。
僕も先日、名古屋港水族館へシャチを見に行ってきました。

「シャチの写真をたくさん撮るぞ!」と意気込んで向かったのですが…気がつけば、ベルーガの写真ばかりを撮影していました。

ベルーガがあまりにも可愛すぎたから(笑)


正直に言うと、ベルーガは「気になる存在」ではありませんでした。
シャチのような「主役」と呼べる存在でもなく、イルカのような「ショーパフォーマンス」もしません。
しかし、たった1日でベルーガが「気になる存在」になりました。



急に何があったんだ…!?
最初に|動画を撮影してみた
あまりにも可愛すぎて、ベルーガの動画を撮影しました。
記事を読むよりも動画を見たほうが、ベルーガの可愛さに共感してもらえると思います。



10分くらいの動画です!
名古屋港水族館のベルーガにハマった4つの理由
なぜ、名古屋港水族館のベルーガにハマったのか。
そこには「4つの理由」がありました。
- 器用なパフォーマンス
- プルプルなおでこ(メロン)
- 元気すぎる鳴き声
- 飼育員さんへの「ほめて!」アピール
器用なパフォーマンス


名古屋港水族館では、ベルーガの公開トレーニングを実施しています。
ぽっちゃりとした体形のベルーガは、イルカのようにダイナミックにパフォーマンスできません。
しかし、とても器用なパフォーマンスを披露してくれます。
- 胸ビレをバタバタさせる
- おでこ(メロン)を揺らす
- 「わ~」って鳴く
- 首を曲げる
(ほかのクジラ類にはできない動き) - 水を吹く
- ボールを頭にのせてバランスをとる
ベルーガはイルカと比べて体脂肪が多いので、動きにスピード感がありません。
その代わりに、器用でやわらかい動きが得意です。



道具を使ったパフォーマンスはベルーガの得意技です!
プルプルなおでこ(メロン)


丸くてやわらかい形状が特徴的なベルーガのおでこは「メロン」と呼ばれています。
メロンを震わせて音を発しながら、ベルーガ同士のコミュニケーションに使用しているそうです。
公開トレーニングでは、飼育員さんがメロンをさわっている様子も見られました。



プルプルして気持ちよさそうでした!
元気すぎる鳴き声


ベルーガは、水中でメロンを震わせながら音を発生させます。
メロンの形状を自在に変えることで、音を変化させて使い分けるそうです。
さまざまな音を表現する様子から、ベルーガは「海のカナリア」と呼ばれています。


公開トレーニングでは、飼育員さんの合図で元気よく鳴くパフォーマンスもあります。
飼育員さんに褒めてほしいのか、すごく張り切って元気よく鳴いていました。



耳が痛くなりそうなくらいに大きな鳴き声でした(笑)
飼育員さんへの「ほめて!」アピール


ベルーガの可愛さをもっとも感じたのは「ほめて!」とアピールする姿です。
パフォーマンス後のベルーガたちは「わー!」と鳴いて、飼育員さんにアピールします。


飼育員さんがおでこをポンポンと撫でて、ご褒美をあげると嬉しそうな表情をします。



この様子がめちゃくちゃ可愛かったです。
- 人懐っこい仕草も可愛い
- 嬉しそうな表情も可愛い
- かまってちゃんな性格も可愛い



一瞬でベルーガのファンになりました。
名古屋港水族館のベルーガたち|見分け方を解説
2025年8月現在、名古屋港水族館には4頭のベルーガが暮らしています。
- グレイ
- ミライ
- ナナ
- ニコ
ここからは、それぞれの見た目や性格の特徴を紹介します。



ベルーガを見分けるのは難しいので、豆知識として覚えてください。
グレイ


名前:グレイ
性別:メス
出身:ロシア
体色:白
性格:まじめ(ちょっと不器用)
グレイは、まじめな性格の優等生です。
しかし、感情を表に出せず、ガマンしてしまう不器用さもあります。
飼育員さんに水をかけてもらうことが好きだそうです。
水槽のガラス越しに「遊んで!」とアピールすることもありますよ。
- 体表にからくさ模様のようなあとがある
ミライ


名前:ミライ
性別:オス
出身:名古屋港生まれ
体色:灰色
性格:甘えんぼう
ミライは名古屋港水族館で産まれたベルーガです。
(両親は「グレイ」と「ホドイ」)
母親ゆずりのまじめな性格も見せますが、まだまだ子どもな甘えんぼう。
灰色の体色は、成長するにつれて白く変化するそうですよ。
- 現状は体がもっとも小さい
(成長すると差がなくなるかも) - 飼育員さんへのアピールで誰よりも前に出る
(身を乗り出してアピールするらしい)
ナナ


名前:ナナ
性別:メス
出身:名古屋港生まれ
体色:うすい灰色
性格:好奇心旺盛(ちょっと臆病)
ナナは名古屋港水族館で産まれたベルーガです。
(両親は「タアニャ」と「ホドイ」)
おもちゃ遊びが好きで好奇心旺盛な性格ですが、ちょっと臆病なところもあるそうです。
遊びの発想力が豊かで、水ふきやバブルリングなどの得意技を披露してくれます。
- 水ふきやおもちゃのパフォーマンスが得意
- 飼育員さんへのアピールがもっとも激しい
(みんな激しいけど…笑)
ニコ


名前:ニコ
性別:オス
出身:-
体色:うすい灰色
性格:気まぐれ?
ニコは、2016年8月に仲間入りした男の子です。
おもちゃを噛むのが好きで、よく遊んでます。
機嫌の良し悪しが表に出やすい「子どもっぽさ」もあるそうです。
年齢が近いオスのミライと仲がよく、一緒にじゃれ合って泳いでいる姿も見られます。
- 体がもっとも大きい
- 目のふちが綺麗な水色
ベルーガに会える水族館はある?


ベルーガに会える水族館は、名古屋港水族館だけではありません。
飼育されている個体によって、性格や見た目の特徴はさまざまです。
お気に入りの「推しベルーガ」を見つけてみるのも楽しいかもしれませんね!
- 鴨川シーワールド(千葉県)
- 横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県)
- 上越市立水族博物館うみがたり(新潟県)
- 名古屋港水族館(愛知県)
- 島根県立しまね海遊館アクアス(島根県)



「この水族館にもいたよ!」といった情報があれば、記事下のコメントにて教えてください!





ちなみに僕の推しベルーガは、名古屋港水族館の「ニコ」くんです。
名古屋港水族館でベルーガを見てみよう!


ベルーガに少しでも興味をもってもらえたら、ぜひ名古屋港水族館で実際に見てほしいです。
ベルーガは好奇心旺盛なので、たまに水槽からこちらの様子を気にする仕草も見られます。


覗き込むようにこちら様子を見たり、何かを語りかけるように口をパクパクさせたり。
運がよければ、バブルリングをつくって遊ぶ様子も見られるかもしれません。


何よりも「おすすめ」したいのは、飼育員さんがベルーガの相手をするタイミングです。
飼育員さんが大好きなのか、姿が見えると「かまってくれアピール」が止まりません。



生き物の楽しそうな姿を見ると、なんだか嬉しくなりますよ。


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