新江ノ島水族館には、さまざまな種類クラゲが展示されています。
- ゆらゆらと癒されるクラゲ
- 小さくて可愛らしいクラゲ
- 不思議な見た目のクラゲ?
ゆらゆらと漂うクラゲには、科学的に証明された癒しの効果があるそうです。
ボーっとを眺めているだけでも、自律神経が整ってリラックスできますよ。
今回は、新江ノ島水族館で撮影したクラゲたちを展示内容と一緒に紹介します。
- えのすいのクラゲ展示
- 展示されているクラゲたち
- クラゲの癒し効果
えのすいとクラゲは60年の歴史あり

新江ノ島水族館は、約60年を誇るクラゲ飼育研究の歴史があります。
館内の「クラゲファンタジーホール」は、研究で培われた展示手法が活かされた「えのすい」ならではのクラゲ展示エリアです。
クラゲプラネット(海月の惑星)

クラゲファンタジーホールには、クラゲの入った球体型の水槽「クラゲプラネット(海月の惑星)」があります。
クラゲ展示エリアの中央に位置するメイン水槽です。
水槽の側面を水が流れているのですが、見ているとなぜか落ち着きます。

川の流れを眺めているのと近い感覚なのかな?
癒されるクラゲたち
ここからは、新江ノ島水族館に展示されているクラゲたちを「癒される」「可愛い」「変わった」の3つに分けて紹介します。
まずは「癒される」クラゲたち。
触手(口腕)がゆらゆらと揺れる様子は、眺めていると癒されますよ!
クリサオラ・プロカミア


名称:クリサオラ・プロカミア
学名:Chrysaora plocamia
英名:South American sea nettle
雲のようにふんわりと、包み込まれたら気持ち良さそうに思える美しい口腕。成長するにつれ、華やかになります。
新江ノ島水族館
解説文に書かれているように、触腕(口腕)がふわふわしています。
白く透き通った体も綺麗ですね!
アカクラゲ


名称:アカクラゲ
学名:Chrysaora pacifica
英名:Japanese sea nettle
優雅にたなびくこの美しい触手になら、巻きつかれてみたいとさえ、ふと思えてしまいませんか?
新江ノ島水族館
どうですか?巻きつかれてみたいですか?
きっとビリビリしますよ!
パシフィックシーネットル


名称:パシフィックシーネットル
学名:Chrysaora fuscescens
英名:Pacific sea nettle
鮮やかな橙色をしていますが、これは薄い表皮の色。その下の中身は、本当に透きとおった無色透明です。
新江ノ島水族館
クラゲは美しく見える印象がありますが、透きとおった体が際立たせているのかもしれませんね。
インドネシアンシーネットル


名称:インドネシアンシーネットル
学名:Chrysaora chinensis
英名:Malaysian Sea Nettle
天衣無縫。優雅にたなびく美しい口腕は、まるで天女の羽衣のようです。
新江ノ島水族館
展示されていた中でも、とくに口腕の美しさが際立っているクラゲでした!
可愛らしいクラゲたち
続いては、可愛らしいクラゲたちです。
小さくて丸いクラゲたちは、ポコポコと泳ぐ姿が可愛らしく見えますよ!
キャノンボールジェリー


名称:キャノンボールジェリー
学名:Stomolophus meleagris
英名:Cannonball jellyfish
見つけたら、きっと両手で掬って(すくって)見たくなる。「大砲の弾」と呼ぶには、あまりにも可愛らしいクラゲ。
新江ノ島水族館
ポコポコと泳ぐ100匹くらいの小さなクラゲたちが、水槽全体でポコポコポコポコしてました。
タコクラゲ


名称:タコクラゲ
学名:Mastigias papua
英名:Papuan jelly
褐虫藻が共生し、シマイシガニなどがすみかとして利用します。
新江ノ島水族館
かさに付いた水玉模様が、風鈴のように見えて可愛いです。
共生する褐虫藻が、光合成して得たエネルギーを分けてもらっています。
ミズクラゲ


名称:ミズクラゲ
学名:Aurelia aurita
英名:Moon Jelly
クラゲと言えば、ミズクラゲが定番ですね。
シンプルな可愛らしさがあります。
リクノリーザ・ルサーナ


名称:リクノリーザ・ルサーナ
学名:Lychnorhiza lucerna
英名:-
成長すると口腕の周囲に多数の付属器が生えてきます。
新江ノ島水族館
クラゲ水族館として有名な「加茂水族館」から譲り受けたクラゲ。
小さい姿なので可愛らしいクラゲとしましたが、大きくなるとそうでもないらしいです(笑)
変わったクラゲたち
最後は、変わったクラゲたちを紹介します。
見た目の「クセが強い」クラゲたちを観察するのも楽しいですよ!
キタミズクラゲ


名称:キタミズクラゲ
学名:Aurelia limbata
英名:Brownbanded Moon Jelly
成長するにつれて傘の縁が褐色になり、放射管が網目状に発達します。
新江ノ島水族館
大きな水まんじゅうにしか見えません。
でも、食べたくないです。
アトランティックシーネットル


名称:アトランティックシーネットル
学名:Chrysaora quinquecirrha
英名:Atlantic sea nettle
優雅に漂うシンプルなクラゲ。大西洋産ですが、和風のたたずまいも感じられます。
新江ノ島水族館
ふにゃふにゃした見た目でした。
和紙みたいなのかも。
コティロリーザ・ツベルクラータ


名称:コティロリーザ・ツベルクラータ
学名:Cotylorhiza tuberculata
英名:Fried egg jellyfis
紫陽花(アジサイ)?帽子?UFO?こんなに可愛らしいクラゲがいるなんて、一度見たら忘れられないでしょう?
新江ノ島水族館
見た目以上に、名前のクセが強い。
見た目が目玉焼きに似ていることから、英名は「目玉焼きクラゲ」を意味しています。
小さくて撮影に苦戦しました。
クラゲの癒し効果


クラゲの動きって、ずっと見ていたくなりませんか?
クラゲには「癒しの効果」があると科学的に証明されています。
クラゲを見ていると自律神経が整うのですが、どうやら秘密があるようです。
- 緩やかでゆったりとした泳ぎ
- 「一定のリズム」で動く傘の動き
- 不思議な形が生み出す非日常的な感覚
人間の目から入ってくる情報は、交感神経と副交感神経に作用します。
交感神経 :活動的な神経(目覚め、興奮)
副交感神経:休養的な神経(睡眠、リラックス)
リラックス効果が働くのは、副交感神経です。
目から入ってくる以下の情報が、副交感神経へリラックス効果を伝えてくれます。
- 緩やかでゆったりとした動き
- 非日常的な情報(一定の形にとどまらない動き)
クラゲのゆったりとした動作や不思議な見た目が、リラックス効果の働く副交感神経にピッタリ合っているんでしょうね。
新江ノ島水族館のクラゲに癒されよう


新江ノ島水族館のクラゲ展示は「クラゲファンタジーホール」と呼ばれるドームエリアにあります。
エリア全体の雰囲気も良くて、とても癒されました。
いい感じのムードに包まれたカップルも多かったですよ。



…とにかく多かった。…なんで多かったのか?





クリスマスだったからね!
(余談)意外に…
クラゲには、ストレスを和らげる癒し効果があるそうです。
そのためか、クラゲ展示エリアには男性の姿も多く見られました。



たぶんサラリーマンなのかな?
どこの会社でもストレスと闘っているんだろうな…
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