どんな生き物?
学名:Castor canadensis
分類:齧歯目ビーバー科
英名:American Beaver
ビーバーは、齧歯類(ネズミの仲間)に属しています。水場にダムをつくることで有名な動物です。
全長は80~120cmほど。げっ歯類で最も大きなカピバラに次いで、2番目に大きな種です。
オールのような形をした平たくて大きな尾は、水中の移動に役立っています。
見た目がカピバラと似ていますが、尻尾を見比べると簡単に見分けられますよ。
ダム造りの名人
ビーバーといえば、住みかとなるダムを造ることが有名です。強力な前歯で木をかじり倒し、木の枝や泥を集めて住みかを造ります。
水族館の飼育環境でダムを造ることはありませんが、せっせと枝を運ぶ様子が観察できますよ。
泳ぎが得意
水辺に生息するビーバーは、後ろ足にある水かきで器用に泳ぎます。
さらに、平たくて大きな尻尾が水中で強い推進力を生みだします。前足はダムの材料を運ぶために使うそうですよ。
泳いでいる姿を見る機会があれば、後ろ足と尻尾に注目してみよう!
ビーバーにハマっています
最近、ビーバー(正式にはアメリカビーバー)にハマっています。
ビーバーは水族館で見る機会が少ないので、意外に注目されていない気がします。
すごくもったいないです。何度も言いますが、めちゃくちゃ可愛いから。
ここからはビーバーの可愛さを「4つのポイント」で紹介します。
顔が可愛い
僕がビーバーにハマったきっかけは、NIFRELで撮ったこの写真。
おしくらまんじゅうのように集まって寝ている様子です。
最初は「仲良しだな~」なんて思いながら眺めていたのですが…なんか視線を感じたんですよ。
目と目が合ったその瞬間、あまり可愛さに心を奪われていました。
可愛らしい顔してませんか?
動きが可愛い
ビーバーの可愛らしさは、のんびりとした動きです。
写真だとわかりづらいので、鳥羽水族館で撮影した動画をご覧ください。
とてもゆっくりと動きますよね。のんびりマイペースな感じが可愛らしいです。
ビーバーをよく見ると、カピバラに少し似ていると思いませんか?
実はビーバーとカピバラは、同じ「げっ歯類」の仲間なんです。
寝ている姿が可愛い
ビーバーは夜行性なので、水族館では寝ていることが多いです。
僕がNIFRELでビーバーを見たときも、お昼の時間帯だったので寝ていました。
「べたー」っとした姿で寝てました。可愛いですよね。
もちろん起きている姿も見られます。水族館の開館直後や15時以降は、起きていることもあります。
あと、エサの時間は確実に起きてます(笑)
秘密兵器(これを見ればわかる)
鳥羽水族館のYoutubeチャンネルに、いくつかビーバーの動画があります。
もう何も考えず、とりあえず動画を見てください。
どうでしたか?ビーバーのイメージが変わったでしょ?
この動画を見て、いつか「ビーバーブーム」が来るんじゃないかと思いました(じわじわと来てるかも?)
水族館でビーバーを見てみよう!
少しだけビーバーに興味が湧きましたか?
2020年8月現在、日本国内でビーバーを見られる水族館は下記の4館です。
- NIFREL
- 鳥羽水族館
- マリンピア日本海
- 仙台うみの杜水族館
たった4か所しかない水族館では、どうしても見られる場所が限られてしまいます。
しかし、動物園であれば「20か所以上」でビーバーを飼育しているそうです。
ビーバーに興味がある人は、動物園も含めてチェックしてみてください。
最後に|じっくり観察してみよう
水族館に限定すると場所が限られてしまいますが、ビーバーは日本各地で飼育されている動物です。
水族館にはさまざまな人気者がいますが、普段は気にしていない生き物ほど注目したときに意外な発見があります。
もし、水族館でビーバーを見る機会があれば、じっくりと観察してみてください。
きっとビーバーの可愛らしさに気づくと思いますよ!
コメント
コメント一覧 (2件)
可愛いですよね。
大好きで、わたしもハマっています!
コメントありがとうございます。
最近はYouTubeでもビーバーの動画を見かける頻度が増えましたね!