沼津港深海水族館で「あの」生き物を見てきた【見どころ完全ガイド】

静岡県にある沼津港深海水族館。地元の駿河湾に生息する希少な深海生物を見られる水族館です。

生きた化石としても有名なシーラカンスの剥製標本(冷凍個体)も展示されています。

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どうぶつの森で名前を知ってる人も多いんじゃないですか。

今回は「これから沼津港深海水族館へ行ってみようかな?」と検討している人に向けて、事前に知っておきたい情報を紹介します。

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この記事を書いた人
  • 全国の水族館をめぐっている(現在48館)
  • 開館から閉館までずっといるタイプ
  • 5日間で関東の水族館を8か所ハシゴした

沼津港深海水族館を最高に楽しむコツは、事前知識を持って行くことです。

この記事を参考にしながら、沼津港深海水族館の事前知識を「持ち物リスト」へ忘れずに追加しましょう!

・紹介する写真は、おもに2023年に撮影したものです。現在の展示とは異なる場合があります。

・遊びに行く前に、水族館の公式HPやSNSで最新情報をご確認ください。

目次

沼津港深海水族館ってどんな場所?

静岡県沼津市にある沼津港深海水族館は、最深部が2500mと日本一深い湾「駿河湾」の生き物たちを展示しています。

また、シーラカンス・ミュージアムとしての役割もあり、ナゾに包まれたシーラカンスの生態を学べる施設です。

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本物のシーラカンス(冷凍個体)が見られる施設は、世界的にも希少ですよ!

館内の見どころを写真で紹介

沼津港深海水族館の見どころを、実際に撮影した写真と動画で紹介します。

注目したいポイント別に紹介するので「こんな感じなんだな~」と、ゆる~く雰囲気だけでもお伝えできればと思います。

それでは、ごゆっくりご覧ください!

浅い海・深い海

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大きなアブラボウズの水槽からスタートする「浅い海・深い海」エリア。似たような特徴をもつ生き物たちを、浅い海と深い海に分けて比較展示しています。

たとえば、砂底を歩くように泳ぐ「テグリ」と呼ばれる種類の魚。深い海と浅い海で見比べてみると、体の色が異なることがわかります。

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ハナミノカサゴやヘコアユのように、浅い海の魚たちも特徴的な見た目です。じっくり観察してみると、見た目のインパクトは深海生物にも負けていませんね。

なんて思っていたら、サナダミズヒキガメというクモのような見た目のカニがいました。よく見ると脚にはハサミが付いています(見つけられるかな?)。

ヘンテコ生き物

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「ヘンテコ生き物」エリアには、世界中の見た目に特徴のある生き物が展示されています。水族館ではおなじみのチンアナゴも、細長い体を見るとヘンテコに見えてしまいますね。

おっかない顔と大きな口が特徴的なオオカミウオとギスカジカ。顔も口も大きなギスカジカは、うっかりと仲間を食べてしまうこともあるそうですよ。

深い海

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希少な深海生物を展示する「深い海」エリア。ほかの水族館では見る機会の少ない生き物がたくさん見られました。

「深海生物」と聞くと想像しづらいのですが、クルマダイのように食べると美味しい魚もいるようです。

めずらしいメンダコの展示

沼津港深海水族館では、底曳網の漁期(10月~5月頃)にメンダコが展示されることもあります。

僕も運よく実物のメンダコを見られたのですが、撮影禁止だったので写真はありません。

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ふにゃ~っと岩の上に乗って、耳をパタパタさせてました(伝われ~)

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「深い海」エリアの横には、きれいなサンゴ礁の水槽もありました。

カラフルな熱帯魚や個性豊かなハゼの仲間など、ずっと見ていても飽きない水槽です。

駿河湾大水槽

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「駿河湾大水槽」は、駿河湾に生息する深海生物の展示エリアです。日本一深い水深2,500mを誇る駿河湾は、生物の宝庫として世界的にも知られています。

水槽内にいる生き物たちは、地元の深海底引き網漁で捕獲されたものだそうです。体の大きなタカアシガニは、とくに存在感と迫力がありましたよ。

深海のプラネタリウム

「深海のプラネタリウム」エリアは、発光能力をもつヒカリキンメダイが見られます。

エリア内が暗いので、発光しながら泳ぐヒカリキンメダイの様子がプラネタリウムのように幻想的です。

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写真だと雰囲気が伝わりにくいので、短いですが動画でお楽しみください。

古代の海

「古代の海」エリアには、シーラカンスの泳ぐ海底ジオラマが展示されています。

シーラカンス発見時のエピソードや当時の資料など、歴史を紐解く知識も学べるエリアです。シーラカンス捕獲時に、実際に使用されたカヌーも展示されていました。

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どうやって乗るんだ?ってくらい細いカヌーでした。

水族館なのにハリモグラ?

古代の海エリアには、ハリモグラもいました。「なんで水族館にハリモグラ?」と思いましたが、どうやら進化の過程がシーラカンスと似ているようです。

  • シーラカンス
    • 「魚類→両生類」への進化で、中間に位置するような姿
  • ハリモグラ
    • 「爬虫類・鳥類→哺乳類」への進化で、中間に位置するような姿

ハリモグラとシーラカンスは、生物の進化のカギをにぎる存在でもあるようです。

特別展示

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「特別展示」エリアでは、季節ごとに変わる期間限定の展示を楽しめます。

僕が訪問したときは、国内水族館とのコラボ企画「ひゃっこい海の生き物たち」が開催されていました。

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東北地方の寒い地域にある水族館から、冷たい海に生息する魚がやってきてました。

冷凍シーラカンス

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「冷凍シーラカンス」は、冷凍保存されたシーラカンスの展示エリアです。マイナス20℃の冷凍設備で、捕獲したままの状態で保存されたシーラカンスを2体展示しています。

冷凍保存されたシーラカンスの展示は、世界でも沼津港深海水族館でしか見られません。「3億5000万年前から姿を変えていない」と言われるシーラカンスの不思議な生態や、体の特徴についても紹介されています。

深海の世界

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「深海の世界」エリアには、ダイオウグソクムシをはじめとする深海生物が展示されています。めったに見る機会のない深海生物たちは「どうしてこうなった?」と思わせる不思議な姿が印象的です。

また、ラブカやメガマウスなど、深海に生息するサメの標本も展示されていました。メガマウスは、体長5mを超える大きなサメです。名前のとおり、大きな口は迫力がありますよ。

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深海には、エビの仲間も生息してるようです。

ボタンエビのように食用として有名なエビも、水深300~500m付近に生息していると知って驚きました。

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その辺の海にいるもんだと思ってました。

透明骨格標本コーナー

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生き物の体内が透けて見える透明骨格標本コーナー。標本が並んで展示されている様子は、ミュージアムのようなおしゃれな雰囲気です。

透明骨格標本には、限りなく生きた姿に近い状態で保存できる特徴があります。とくに姿や形に特徴のある生き物ほど、体内の仕組みを見ると面白いですよ。

沼津港深海水族館のお土産やお食事

ここからは沼津港深海水族館にある「グッズショップや飲食店」の情報を紹介します。

沼津港深海水族館オリジナルのグッズやお食事メニューもあるので、ぜひチェックしてみてください。

ミュージアムショップ「ブルージェリー」

沼津港深海水族館のミュージアムショップ「ブルージェリー」は、深海生物をモチーフにしたオリジナルグッズを多数取り揃えています。

館内出口付近にあるので、帰り際にぜひ立ち寄ってみてください。

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ここでしか買えないオリジナルグッズにも注目です!

飲食店

沼津港深海水族館の館内には、飲食店がありません。

食事をする場合は、水族館周辺にある飲食店エリア「港八十三番地」を利用しましょう。

採れたての海鮮を使用した港ならではの飲食店が豊富です。

個人的には、深海魚や深海ザメのハンバーガーが食べられる「沼津バーガー」をよく利用します。

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水族館の当日チケットを提示すると10%割引を受けられますよ!

沼津港深海水族館の基本情報

沼津港深海水族館は、さまざまな見どころがあります。

ちょっとだけ「行ってみたいな…」って気持ちになりましたか?

ここからは沼津港深海水族館に行くときのために、ちょっと気になる情報を紹介します。

入館料金

沼津港深海水族館の入館料金
  • 高校生以上:1,800円
  • 小中学生 :900円
  • 4歳以上 :400円

料金はすべて税込です。

駐車場

沼津港深海水族館へ車で訪問する場合は、近隣の有料駐車場をご利用ください。

駐車場料金
  • 港八十三番地駐車場
    • 6:00~18:00:60分/200円
      (土日祝・8月:60分/300円)
    • 18:00~6:00:60分/100円
  • 港八十三番地第二駐車場
    • 9:00~17:00:30分/100円
      (土日祝・8月:60分/300円)
    • 17:00~9:00:60分/100円

沼津港深海水族館周辺の駐車場は、土日祝日や大型連休に混雑します。

できるだけ早めに到着することを心がけましょう。

最寄駅からのアクセス

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