メディア運営者「taku」が訪問した水族館を語るだけのコンテンツ。
今回は『南知多ビーチランド』について、個人的に気になったポイントや見どころを紹介します。

taku
- 全国の水族館をめぐっている(現在31館)
- 開館から閉館までずっといるタイプ
- 5日間で関東の水族館を8か所ハシゴした
南知多ビーチランドを最高に楽しむコツは、事前知識を知っておくことです。
この記事を参考にしながら、南知多ビーチランドの事前知識を「持ち物リスト」へ忘れずに追加しましょう!
・記事内で紹介した展示やイベントは変更されている場合もあります。
・記事の掲載写真は、おもに2020年に撮影したものです。現在の展示とは異なる場合があります。
・遊びに行く前に水族館の公式HPやSNSで最新情報をご確認ください。
生き物たちとの「ふれあい」が楽しい
南知多ビーチランドの魅力は、手が届きそうなくらい近い「生き物との距離感」です。
「イルカふれあいプール」エリアでは、本当に目の前でバンドウイルカが泳いでいました。

人生で一番近い距離でイルカを見られました!
ブイ(浮き具)がお気に入りなのか、くわえたりつついたりして遊んでる様子が可愛らしかったです。
あまりにも近かったのでじーっと見つめていたら、イルカが「さわりたいんでしょ?」と言いたげな表情でシッポを差し出してきました。



勝手にふれていいのかわからなかったので、写真だけ撮っておきました(笑)


南知多ビーチランドでは、イルカにタッチできるイベントが開催されています。
プールで泳ぐイルカと無料で握手できるので、ふれてみたい人はイベントに参加してみましょう!
ペンギンやアザラシのふれあい
「ペンギンプール」エリアでは、ペンギンのタッチ体験が行われています。
普段はボーっとしているペンギンたちも、エサの時間になると大騒ぎです。
アピールの激しいペンギンたちに、手渡しでエサをあげられます。



自分の手からエサを食べてくれると、けっこう嬉しい気分になりますよ!
ふれあい体験は「アザラシプール」エリアでも実施しています。
天気が良い日には、まるで温泉気分?なアザラシの様子も見られます。



風呂上りのおじさんみたいに、寝転がって休んでいる子もいました。
さまざまな生き物のエサやり体験
南知多ビーチランドでは、さまざまな生き物のエサやりを体験できます。
ウミガメプールでゆったりと泳ぐウミガメたちは、エサを食べるのがちょっと下手です。
しかし、どんくさい仕草も「カメっぽさなのかな?」と可愛らしく感じました。



体が黒いクロウミガメは、ほかの水族館では見る機会が少ないめずらしいカメですよ。
ふれあいおさかな館では、ヒラメやマアジといった魚たちにエサやりできます。
- マアジ
- ヒラメ
- シロメバル
- テッポウウオ
エサをまくと「バシャバシャ!」と勢いよく魚たちが集まってきます。
油断するとエサが一瞬でなくなるほどに、魚たちの食いっぷりが豪快です。



ゆっくりと観察しながらエサやりすると長く楽しめます(笑)
迫力満点のショーパフォーマンス
最大800人を収容できるイルカスタジアムでは、迫力満点のアシカ・イルカショーが開催されています。
イルカとアシカのコラボパフォーマンス


ショーパフォーマンスの見どころは、イルカとアシカのコンビ芸です。



僕が観覧したときは、ダンスやキャッチボールで息の合ったパフォーマンスを見せてくれました。
アシカの得意技は、ボールを使った器用なパフォーマンスです。
鼻先をよく見ると、ヒゲを使ってボールを支えているのがわかります。
パフォーマンスの途中では、アシカが観客席まで上がってくることも。



近くで見ると、想像以上にアシカの大きさを感じました。
イルカたちもアシカに負けじと、ダイナミックなパフォーマンスを披露してくれます。
お得意のジャンプはもちろん、ボールに向かって飛ぶハイジャンプが迫力満点でした。
南知多ビーチランドのイルカたちは「パフォーマンスチーム」を結成しています。
- 「団結力」が魅力のボンバーズ
- 「個性派」ぞろいのアザーズ
数頭のイルカが一斉にジャンプする姿は迫力満点です。
もちろん水しぶきも豪快なので、前方の座席に座るときは注意しましょう。



水を浴びたお客さんは、なぜか嬉しそうでした(笑)
ショーの後はイルカホールでゆったり?
アシカ・イルカショーが行われるスタジアムの横には「イルカホール」エリアがあります。
スタジアムの盛り上がりとは違った「ゆったりとした雰囲気」を感じられるエリアです。
ショーパフォーマンスを終えたイルカたちが、日差しを浴びてのんびりと泳いでいました。



水槽に降り注ぐカーテンのような光がきれいで、時間を忘れて眺めていられました。
個性豊かな展示と生き物たち
海賊船が沈む薄暗い海底にダイブしたかのような気分で探検できる「海洋館」エリア。
薄暗い海賊船には、海中で暮らす小さな魚たちの世界が広がっていました。
似たような姿をしている魚も、よく観察してみると色や模様が違っていたりします。
「トラウツボ」や「コケウツボ」など、ウツボの仲間も実は多種多様です。



ウツボの仲間は、世界に200種類以上いるらしいですよ。
「海洋館」エリアには、マイワシの群れが泳ぐ大水槽もあります。
スナメリやウミガメといった、少し大きな生き物も見られる水槽です。
大水槽では、冬季限定で「マイワシの水中ショー」を実施しています。



マイワシの群れが創り出すパフォーマンスは、水中の世界に引き込まれるほど幻想的でした。
おちゃめで器用なセイウチコンビ
大きな2頭のセイウチがいる「セイウチ館」エリア。
- サクラちゃん(メス)
- キックくん(オス)
メスのサクラちゃんは、好奇心旺盛な性格です。
カメラが気になるのか、水槽のガラスに顔を押し付けるほど近づいてくれました。
オスのキックくんは、どっしりとした男らしさ?を感じられます。
まるで温泉に浸かっているかのように気持ちよさそうな表情です。



もう少しで「寝落ちするんじゃないか?」ってくらいウトウトしていました。
セイウチといえば、迫力のある大きな体が印象的です。
しかし、南知多ビーチランドでは、とても器用で少しおちゃめ?な姿を見せてくれました。
両手を振って「バイバイ」の仕草をしたり、口に含んだ水を吹き出したりと芸達者なパフォーマンスです。



飼育員さんの合図をしっかりと理解していて、セイウチの意外な賢さを知りました。
仲良しコンビのコツメカワウソ
南知多ビーチランドには、2頭のコツメカワウソがいます。
オスの「カシワ」とメスの「サラ」は、いつも一緒に行動するほどの仲良しコンビです。
普段はお気に入りの麻袋に包まっているのですが、エサの時間になると元気いっぱいに走り回ります。



元気がありすぎて、展示レイアウトを「グチャグチャにしてしまう」なんて話もあるとかないとか…。
個性的な2種類のペンギン
南極で暮らす2種類のペンギンがいる「ペンギン館」エリア。
- キングペンギン
- ジェンツーペンギン
キングペンギンは、どっしりとした王様の貫禄。
カメラを構えた僕のことなんて気にもしません。
ジェンツーペンギンをよく見ると、頭に白い模様があります。
「ジェンツー」の呼び名は、ターバンを巻いたように見える白い模様が由来だそうです。



周囲をキョロキョロと見たり、ペタペタと歩いたりで忙しそうでした。
ユニーク?なフォトスポットも豊富
南知多ビーチランドには、たくさんのフォトスポットがあります。
記念撮影できるスポットもあれば、カップルで撮影したくなるようなスポットも。
「スベラナイ神社」は、受験生やお笑い芸人のパワースポットになるかも?
南知多ビーチランドのお土産やお食事
ここからは南知多ビーチランドにある「グッズショップや飲食店」の情報を紹介します。
南知多ビーチランドオリジナルのグッズやお食事メニューもあるので、ぜひチェックしてみてください。
グッズショップ
グッズショップ「WHALE SHOP」は、ぬいぐるみや雑貨などのバラエティ豊かなオリジナル商品を取り揃えています。
とくにショーパフォーマンスで活躍する「イルカやアシカのぬいぐるみ」が人気です。
南知多の特産品もあるので、お立ち寄りの際はぜひ手に取ってみてください。



僕は「絹のしらべ」が好きで、ついつい買ってしまいます。
飲食店
園内には、飲食店が2か所あります。
- レストラン:THE BEACH
- フードテラス:海洋亭
伊勢湾やセントレアを眺めながらランチメニューを楽しめる「THE BEACH」。
丼ものや麺類、テイクアウトメニューが充実した「海洋亭」。



家族でゆったりと楽しみたいなら、レストラン「THE BEACH」がおすすめです。
南知多ビーチランドの基本情報
南知多ビーチランドは、さまざまな見どころがあります。
ちょっとだけ「行ってみたいな…」って気持ちになりましたか?
ここからは南知多ビーチランドに行くときのために、知っておくと便利な情報を紹介します。
入園料金
チケット料金
- 高校生以上:2,200円
- 2歳以上 :1,100円
年間パスポート
- 高校生以上:6,000円
- 2歳以上 :3,000円
駐車場
南知多ビーチランドには、専用の有料駐車場があります。
- 乗用車:800円 / 1回
- 二輪車:200円 / 1回
南知多ビーチランドの駐車場は、土日祝日や大型連休に混雑します。
できるだけ早めに到着することを心がけましょう。
最寄駅からのアクセス
- 名鉄「知多奥田」駅下車
- 知多奥田より徒歩約15分
その他サービス|気になる質問まとめ
南知多ビーチランドの各種サービスについて「よくある質問」をまとめました。
ちょっとした情報ですが、事前に知っておくと役に立ちますよ!
- 園内の所要時間はどれくらい?
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園内を1周するなら、所要時間は「1時間半~2時間」が目安です。
パフォーマンスや食事を楽しむ場合は「+1時間」程度を想定しましょう。 - 混雑する時期はいつ?
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南知多ビーチランドは「土日祝日・大型連休期間」に混雑します。
混雑を避けたい場合は、混み合う時間帯(11時~15時)を避けましょう。 - 再入園できますか?
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再入園はできません。
- コインロッカーはありますか?
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園内入口付近にあります。
(300~500円) - ベビーカーや車椅子をレンタルできますか?
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ベビーカー:レンタル可能(300円)
車椅子:レンタル可能(無料)
南知多ビーチランドへ遊びに行こう


南知多ビーチランドには、イルカやペンギンと手が届きそうなほど近い距離でふれあえる魅力があります。
生き物たちのユニークな魅力を間近で体感できて「また行きたい」と思うほど楽しめました。
遊園地「南知多おもちゃ王国」も隣接しているので、子どもは1日では遊び足りないくらい満足できるスポットです。
見どころを知ると、南知多ビーチランドへ遊びに行くのがもっと楽しくなります。
この記事が、南知多ビーチランドへ遊びに行くきっかけになると嬉しいです。


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