神奈川県川崎市にあるカワスイ 川崎水族館。世界中の多種多様な淡水魚が見られる水族館です。
アマゾンの熱帯雨林やアフリカの特殊な環境で生きる生物たちは、個性的な姿や生態に特徴があります。
カラフルな熱帯魚から超巨大な古代魚まで、淡水魚ならではの魅力がありました!
今回は「これからカワスイへ行ってみようかな?」と検討している人に向けて、事前に知っておきたい情報を紹介します。
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- 全国の水族館をめぐっている(現在48館)
- 開館から閉館までずっといるタイプ
- 5日間で関東の水族館を8か所ハシゴした
カワスイを最高に楽しむコツは、事前知識を持って行くことです。
この記事を参考にしながら、カワスイの事前知識を「持ち物リスト」へ忘れずに追加しましょう!
・紹介する写真は、おもに2024年に撮影したものです。現在の展示とは異なる場合があります。
・遊びに行く前に、水族館の公式HPやSNSで最新情報をご確認ください。
カワスイってどんな場所?
神奈川県川崎市にあるカワスイは、世界の水辺を旅するように個性豊かな淡水魚を観察できる水族館です。
さらに、ジャングルで暮らす動物たちも飼育されています。
世界の生き物たちは、見た目や大きさが規格外でした!
館内の見どころを写真で紹介
カワスイの見どころを、実際に撮影した写真と動画で紹介します。
注目したいポイント別に紹介するので「こんな感じなんだな~」と、ゆる~く雰囲気だけでもお伝えできればと思います。
それでは、ごゆっくりご覧ください!
画像の左右にある「<」「>」マークをタップ(クリック)すると画像がスライドしますよ!
多摩川ゾーン
山梨県~東京都~神奈川県にかけて流れる多摩川の生態を観察できる「多摩川ゾーン」。
上流域には清流に棲む「ヤマメ」がいたり、中流~下流に下るにつれて「ウグイ」や「コイ」がいたり。
同じ河川でも、流域によって生息する生き物が異なります。
最近では姿を見る機会の減った「メダカ」や「イモリ」。
実は身近な河川で足元をじっくり観察してみると、ひっそりと姿を潜ませているのかもしれません。
オセアニア・アジアゾーン
「オセアニア・アジアゾーン」に入ると、輝く身体が目立つ「スポッテッドバラムンディ」がお出迎え。
釣り好きには、あこがれの魚だそうです。
水槽を正面から見るより、少し斜めから見ると、より迫力を感じられますよ!
細長いヒゲのような2本の腹ビレが特徴的な「パールグラミー」。
探知機のように気になるものをツンツンとつつきながら泳ぐ姿が特徴的です。
観賞魚としても人気のある魚ですよ。
個人的に好きな「スネークヘッド」と呼ばれる魚たち。
日本では「ライギョ」が有名(外来種として)です。
その名のとおり、ヘビのような頭が特徴的ですが、よく見るとつぶらな瞳で可愛らしさもありますよ。
水族館にはめずらしい鳥「ワライカワセミ」もいました。
名前の由来は「ワハハハ…」と聞こえる鳴き声だそうです。
僕が見たときは朝方で眠たかったのか、鳴き声を聞けませんでした。
アフリカゾーン
「アフリカゾーン」の魚たちは、カラフルな見た目が印象的。
熱帯魚が泳ぐ暖かい地域には、明るい体色の魚が比較的多い傾向にあります。
とくにアフリカのような紫外線が強い地域では、明るい体色が日差しの影響を和らげる効果もあるようです。
川底の砂地に目を向けると、がらりと変わって地味な見た目の魚たち。
「寝てるんじゃないか?」と思うくらいに、じっとしたまま動きません。
個人的に好きな魚「ポリプテルス・エンドリケリー」も、ボーっとしながらどこかを眺めていました。
ギザギザの背ビレが怪獣みたいで可愛いんですよ。
タイミングよく、世界最大の淡水フグ「テトラオドン・ムブ」のエサやりも見られました。
ピンセットでつまんだエサを、小さな口で器用に食べる様子が可愛らしいです。
しかし、鈍感な性格なのか、なかなかエサに気づかず、飼育員さんが必死にアピールしていました。
南アメリカゾーン
カワスイの南アメリカゾーンは、以下の3エリアに分かれています。
- パンタナルエリア
- レンソイスエリア
- アクア・ラボエリア
エリアによって生き物や環境の特徴が異なるので、南アメリカの自然の広大さが伝わってきます。
パンタナルエリア
「パンタナルエリア」は、南アメリカに広がる大湿原の自然環境を表現しています。
「パンタナル自然保護地域」は世界遺産にも登録されており、野生動物の楽園とも呼ばれる世界最大の湿地帯です。
エリア内には、2匹の「コモンマーモセット」が暮らしていました。
エサの時間になると、両手で器用につかんで食事する様子がチャーミングです。
エサの時間が終わってひとしきり遊んだ後は、2匹並んで仲良く寝ちゃいました。
「パンタナルエリア」の巨大水槽には、水草の鮮やかな水景が広がっています。
水槽内の魚たちには、1回200円でエサやりも楽しめます。
小さな魚たちはエサを食べるのが早いので、目を離すとあっという間に食べ終わってしまいました。
レンソイスエリア
「レンソイスエリア」にいるのは、ブラジルに広がる真っ白な大砂丘の生き物たち。
砂丘の砂が石英(クォーツ)で構成されており、透明度の高いエメラルドグリーンの湖は観光スポットとしても人気です。
レンソイスの湖には、さまざまなカエルの仲間も暮らしています。
カエルのカラフルな模様は「猛毒」の証。
その光沢のある彩色は、宝石に例えられることもあるそうですよ。
アクア・ラボエリア
「アクア・ラボエリア」では、カワスイのバックヤードの様子をチラッと観察できます。
生き物たちのエサや水槽のろ過装置など、水族館の研究設備を公開しています。
「アクア・ラボエリア」では、不思議な生態をもつ生き物たちが飼育されています。
水族館でもおなじみの「ピラニア・ナッテリー」は、肉食性なのに草食性のような臆病さが特徴的。
実は「祖先が草食性だった」とも言われており、研究するにつれて意外な発見が見つかるかもしれません。
海外の魚たちは、日本の魚とは異なる特徴が目立ちます。
色や形、なんとなく強そうな見た目など、環境が違うと「ここまで姿も変わるのか」と驚くばかりです。
水槽内を観察するだけでも、多種多様な淡水魚の姿に飽きません。
淡水魚マニアには、たまらないかもしれませんね。
アマゾンゾーン
「アマゾンゾーン」には、世界最大規模の河川「アマゾン川」流域に生息する生き物が飼育されています。
水槽内でとくに目を引くのは、巨大な淡水魚たち。
ひときわ大きさが目立つ「ピラルク」は、1億年以上も前から姿を変えずに「生きた化石」とも呼ばれています。
黄金の魚「ドラド」や高級鑑賞魚「アロワナ」など、あつ森でおなじみの魚たちにも注目です。
「アマゾンゾーン」はエリア自体が温室になっており、鳥やカピバラ、カメなども暮らしています。
カピバラやナマケモノには、至近距離で直接ふれあえるチャンスもあります。
有料ですがエサやりも体験できるので、興味があれば挑戦してみるとよい思い出になりますよ。
トラのような縞模様。シャベルのような頭部。
長いヒゲをもつ大きな体は、どことなく龍のようにも見えます。
「タイガーシャベルノーズキャットフィッシュ」は、そんな特徴が渋滞しているナマズです。
パノラマスクリーンゾーン
「パノラマスクリーンゾーン」には、大型のデジタルスクリーンが設置されています。
アマゾンの河川で泳ぐ「アマゾンカワイルカ」や「マナティ」の姿をデジタル映像で再現しています。
エリア内では、アマゾンカワイルカの生態に迫る「解説イベント」も実施しています。
カワスイクルーの解説とともに、あまり見る機会の少ないアマゾンカワイルカの不思議な生態を学べますよ。
「パノラマスクリーンゾーン」には、ドクターフィッシュの水槽もありました。
水槽には指を入れる穴があるので、ドクターフィッシュ体験も楽しめます。
僕も試してみたところ、水槽内には20~30匹くらいのドクターフィッシュが一斉に集まってきました。
指を埋め尽くすほどの大群が集まってきたので、さすがにビックリしちゃいました。
カワスイのお土産やお食事
ここからはカワスイにある「グッズショップや飲食店」の情報を紹介します。
カワスイのオリジナルグッズもあるので、ぜひチェックしてみてください。
オフィシャルショップ
カワスイのオフィシャルショップには、淡水域に暮らす生き物のオリジナルグッズが豊富です。
カピバラ・カワウソ・ナマケモノなど、カワスイの人気者たちもグッズ化されています。
ショップは出入口に隣接しているので、帰り際にぜひ立ち寄ってみてください。
水族館に入館しなくても買い物だけ楽しめますよ!
こもれびカフェ「Sweets & Cafe」
カワスイの館内には、森をコンセプトにしたゆったりとくつろげるカフェがあります。
カフェメニューだけでなく、カレーやフィッシュアンドチップスといった食事メニューも豊富です。
本物のナマズを調理したカツカレーも食べられますよ!
カワスイの基本情報
カワスイは、さまざまな見どころがあります。
ちょっとだけ「行ってみたいな…」って気持ちになりましたか?
ここからは、カワスイに行くときのために、ちょっと気になる情報を紹介します。
入園料金
- 大人 :2,200円
- 高校生 :1,700円
- 小中学校:1,400円
- 4歳以上:800円
駐車場
カワスイに車で訪問する場合は「川崎ルフロン」の駐車場を利用しましょう。
- 普通車:300円 / 30分
川崎ルフロンの駐車場は、土日祝日や大型連休に混雑します。
できるだけ早めに到着することを心がけましょう。
最寄駅からのアクセス
- JR「川崎駅」下車
- 中央南・中央北改札を出て東口方面へ徒歩1分
その他サービス|気になる質問まとめ
カワスイの各種サービスについて「よくある質問」をまとめました。
ちょっとした情報ですが、事前に知っておくと役に立ちますよ!
- 館内の所要時間はどれくらい?
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公式HPによると、館内の平均滞在時間は「1時間半」が目安です。
食事を楽しむ場合は「+30分」程度を想定しましょう。 - 混雑する時期はいつ?
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カワスイは「土日祝日・大型連休期間」に混雑します。
混雑を避けたい場合は、混み合う時間帯(11時~16時)を避けましょう。 - 再入館できますか?
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チケット購入当日のみ再入館が可能です。
- コインロッカーはありますか?
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川崎ルフロン10Fのチケットカウンター裏側にあります。
- 車イス・ベビーカーでも入園できますか?
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ベビーカー:レンタルなし
車椅子:レンタル可能(有料:300円)
カワスイ 川崎水族館へ遊びに行こう!
カワスイでは、個性豊かな淡水魚の魅力を再発見できました。
迫力のある巨大魚はもちろん、姿形や色、泳ぎ方に特徴のある小さな生き物たちも見れば見るほどに独創的でした。
数十匹のドクターフィッシュに指をつままれたときは、思わず声が出ちゃいました。
見どころを知ると、カワスイへ遊びに行くのがもっと楽しくなります。
この記事が、カワスイへ遊びに行くきっかけになると嬉しいです。
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