新江ノ島水族館で生き物とのきずなを感じた【見どころ完全ガイド】

新江ノ島水族館は、人気の観光スポット「江ノ島」の近くにある水族館です。

生態系豊かな相模湾の魚やイルカなど、さまざまな生き物に出会えます。

きずなが魅力のイルカショー、
幻想的なクラゲ展示、
シラスが「泳ぐ」めずらしい光景!?

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展示をとおして生き物の大切さと面白さを体感できました!

今回は「これから新江ノ島水族館へ行ってみようかな?」と検討している人に向けて、事前に知っておきたい情報を紹介します。

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この記事を書いた人
  • 全国の水族館をめぐっている(現在42館)
  • えのすいは学生時代から通っている(通算5回目)
  • 5日間で関東の水族館を8か所ハシゴした

新江ノ島水族館を最高に楽しむコツは、事前知識を持って行くことです。

この記事を参考にしながら、新江ノ島水族館の事前知識を「持ち物リスト」へ忘れずに追加しましょう!

・新型コロナウイルス感染拡大防止のため、紹介したイベントが中止している場合もあります。

・紹介する写真は、おもに2021年に撮影したものです。現在の展示とは異なる場合があります。

・遊びに行く前に、水族館の公式HPやSNSで最新情報をご確認ください。

目次

新江ノ島水族館ってどんな場所?

新江ノ島水族館は、神奈川県藤沢市の湘南海岸公園に併設する水族館です。

湘南海岸に浮かぶ小島「江ノ島」を一望でき、江ノ島観光の定番スポットとして人気を集めています。

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相模湾を中心とする、さまざまな海の生き物たちが暮らしていますよ!

館内の見どころを写真で紹介

新江ノ島水族館の見どころを、実際に撮影した写真と動画で紹介します。

注目したいポイント別に紹介するので「こんな感じなんだな~」と、ゆる~く雰囲気だけでもお伝えできればと思います。

それでは、ごゆっくりご覧ください!

相模湾ゾーン

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暖流と寒流がぶつかる相模湾は、さまざまな生き物が生息しています。

岩礁や干潟、深海などもあり、生き物たちが生息する環境は多種多様です。

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岩礁で育つ海藻は魚たちのエサとなるだけでなく、住みかや産卵場所にもなるそうですよ。

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海岸水槽は、相模湾の「干潟」「アマモ場」「漁港」の環境が再現された水槽です。

人の生活する身近な海の生き物たちが暮らす様子を観察できます。

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漁港に浮かぶプラスチックケースは、魚たちの隠れ家や住みかになるようです。

シラスサイエンス

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「シラスサイエンス」は、江ノ島の特産品でもあるシラスを常設展示するエリアです。

シラスがイワシになるまでの過程を生態展示しています。

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新江ノ島水族館は、世界で初めてカタクチイワシの増殖展示に成功したそうです。

シラスサイエンスについて、別記事で詳しく紹介しています。

相模湾大水槽

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相模湾大水槽は、新江ノ島水族館で最大規模の大水槽です。

約8,000匹のマイワシの群れや大小さまざまなサメやエイなど、多くの生き物たちが暮らしています。

相模湾大水槽ののぞき窓
のぞき窓

大水槽の横には、のぞき窓がありました。

岩陰に隠れてしまう魚たちも、ここから見つけられるかもしれませんね。

お気に入りの1匹が見つかるかも!?「フィンズ」

相模湾大水槽では、さまざまなイベントプログラムが行われています。

水中ショー「フィンズ」では、えのすいトリーターさんが「お気に入りの魚」を解説してくれます。

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相模湾大水槽の魚たちを観察して「お気に入りの1匹」を探してみるのも楽しいかも!?

魚たちの気持ちがわかるかも!?「うおゴコロ」

水中パフォーマンス「うおゴコロ」は、トリーターさんと魚たちがふれあう様子を楽しめます。

水槽内の魚たちはトリーターさんに慣れているのか、くっついたりじゃれ合ったりと普段は見られないような姿を見せてくれます。

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人懐っこい魚たちの意外な一面を知ると、いつの間にか愛着が湧いてしまうかも!?

深海Ⅰ~JAMSTECとの共同研究~

深海Ⅰ~JAMSTECとの共同研究~
深海Ⅰ

深海Ⅰゾーンは、JAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)との共同研究により、深海の環境を再現した水槽展示エリアです。

国内初となる「深海生物の長期飼育法に関する共同研究」を実施しており、深海で見られる「湧水域」「鯨骨生物群集」「熱水噴出域」の特殊な生態系が再現されています。

クラゲファンタジーホール

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幻想的な空間が広がる「クラゲファンタジーホール」エリアでは、約14種類の大小さまざまなクラゲたちを展示しています。

エリア中央の球体型水槽「クラゲプラネット」は、クラゲを美しく展示するための工夫が施された水槽です。

ユラユラと漂うアマクサクラゲやポコポコと泳ぐキャノンボールジェリーなど、たくさんのクラゲは見ていて飽きません。

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日常を忘れてリラックスするのにピッタリなエリアですよ!

クラゲファンタジーホールについて、別記事で詳しく紹介しています。

太平洋

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太平洋ゾーンは北の寒い海域から暖かいサンゴ礁の海まで、多様な環境を再現した水槽が並んでいます。

サンゴ礁の海を再現した水槽内には、カラフルな熱帯魚たちが泳ぎ回っていました。

「ファインディング・ニモ」でおなじみのカクレクマノミも、水槽内の人気者です。

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小さくてカラフルな見た目のフウセンウオは、新江ノ島水族館の隠れた人気者です。

フウセンウオが泳ぐ水槽内には、そっくりさんの「ホテイウオ」も混在しています。

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2種の違いを見分けられますか?

見分け方が気になる人は、こちらの記事をどうぞ。

皇室ご一家の生物学ご研究

皇室ご一家の生物学ご研究
皇室ご一家の生物学ご研究

皇室ご一家の生物学ご研究ゾーンは、昭和天皇や上皇陛下が研究されてきた海洋生物を紹介するエリアです。

昭和天皇のご研究

昭和天皇は「ヒドロ虫類」の研究をされていました。

ヒドロ虫類とは「刺胞動物門の動物」を指し、固着性のイソギンチャクや浮遊性のクラゲに分けられるそうですよ。

上皇陛下のご研究

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上皇陛下は「ハゼ類の分類」について研究されていました。

「ハゼの肩甲骨」や「ハゼ類の系統進化」など、ハゼ科に見られる特徴について調査研究されていたそうです。

秋篠宮皇嗣殿下と生き物研究

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秋篠宮皇嗣殿下は、人間と生き物の関わりについて研究をされています。

ナマズをめぐる「漁業や食文化」「日本人の価値観や文化」についての調査に取り組まれているそうです。

クラゲサイエンス

クラゲサイエンス
クラゲサイエンス

クラゲサイエンスは、えのすいが誇るクラゲ研究を生態や解説をとおして紹介するエリアです。

常時30種類のクラゲを飼育展示しているので、その不思議な生態をじっくりと観察できます。

クラゲの生態
クラゲの生態

クラゲはイソギンチャクのような形をした「ポリプ」と呼ばれる過程があるそうです。

クラゲサイエンスでは、ポリプの生態展示や飼育する様子も紹介されていますよ。

ペンギン・アザラシ

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ペンギン・アザラシゾーンは、北と南の冷たい海に暮らすペンギンとアザラシが飼育されています。

流氷が浮かぶ北の海に生息するゴマフアザラシは、水中では自由自在に泳ぎ回る姿が印象的です。

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でも、陸地に上がるとゴロゴロとしています(笑)

賑やかなペンギンのエサやり「ペングィーン」

ペンギン水槽で行われる「ペングィーン」は、新江ノ島水族館の人気イベントです。

トリーターさんが水槽内でペンギンたちと遊びながら、溢れんばかりの「ペンギンLOVE」を語り尽くします。

イベントでは気になる子を指定すると、リクエストに応えて紹介くれますよ。

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水槽上のモニターでも名前と特徴を紹介しているので、じっくりと観察してみてください!

ペンギンのエサやり「ペングィーン」

飼育されているフンボルトペンギンたちは、1羽1羽に名前が付けられています。

それぞれ見た目や性格の特徴が異なるので、お気に入りの「推しペンギン」を見つけるのも楽しいですよ。

テーマ水槽

テーマ水槽「バレンタイン」

テーマ水槽エリアは、季節に合わせたユニークな水槽を展示しています。

訪問時期によって展示テーマが異なります。

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僕が訪れた日は、1月末だったのでバレンタイン水槽でした。

イルカショースタジアム

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新江ノ島水族館のイルカパフォーマンスは、トリーターとイルカのコラボレーションが魅力的です。

土日祝限定のプログラム「ドルフェリア」では、アクアンたちがミュージカルのようなパフォーマンスを見せてくれます。

イルカ・アシカショー「きずな/kizuna」は、トリーターとの「きずな」で繋がるパフォーマンスが魅力です。

天気が良い日は、ステージの後方へ現れる富士山と江ノ島も眺められますよ。

タッチプール

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タッチプールは相模湾や湘南の磯に生息する生き物たちとふれあいながら、身近な自然を体感できるエリアです。

湘南の磯で見つかった、ヒラメの赤ちゃんも展示されていました。

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写真のどこにいるか分かりますか?(画質の悪さは許して)

ウミガメの浜辺

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ウミガメの浜辺では、相模湾で見られるアカウミガメやアオウミガメを観察できます。

新江ノ島水族館はウミガメの繁殖にも力を入れており、卵が繁殖するまでの様子も紹介されていました。

ウミガメたちは、エサを食べる様子が可愛らしいですよ。

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エサやりの時間も、ぜひチェックしてみてください!

カピバラ~陽だまりの草原~

カピバラ

カピバラ~陽だまりの草原~は、カピバラがのんびりと暮らすエリアです。

どこの水族館でもそうですが、カピバラは基本的にボーっとしています。

カピバラのエサの時間

のんびりと動かないカピバラも、エサの時間だけは違うようです。

動いているカピバラが見たい人は、エサの時間を狙うといいかもしれませんね。

深海Ⅱ~しんかい2000~

深海Ⅱ~しんかい2000~は、機械遺産に認定されているJAMSTECの有人潜水調査船「しんかい2000」が展示されています。

「しんかい2000」は、日本で初めて深海調査のために作られた潜水調査船だそうですよ。

カワウソ~木漏れ日のオアシス~

カワウソ~木漏れ日のオアシス~

カワウソ~木漏れ日のオアシス~は、コツメカワウソが暮らすエリアです。

遊びが大好きなコツメカワウソたちは、いつも活発に動き回っています。

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ゴハンを食べたコツメカワウソたちは、ぐっすりとお休み中でした。

それにしても、すごい寝相です。

こんなに気持ちよさそうに寝ていたら、まさに「木漏れ日のオアシス」かもしれませんね。

えのすいeco環境水槽

えのすいeco環境水槽
えのすいeco環境水槽

~未来へ~
地球が誕生して46億年、地球に海が誕生して40億年。
海は地球の表面積の7割を占め、ずっと地球を青く見せてきました。
地球には、はるか昔に海で誕生した命がつながり、多様な生物がくらしています。
この多様性を守ること。
それは、青く美しい地球を守ること、私たちの素敵な未来を築くことへとつながっていくはずです。

新江ノ島水族館

企画展示|究極の片思い-水中の寄生虫たち

企画展示エリアでは、さまざまなテーマにちなんだ「期間限定の展示」を楽しめます。

ここからは、過去に企画された展示を少しだけ紹介します。

究極の片思い-水中の寄生虫たち

企画展示「究極の片思い-水中の寄生虫たち」は、ちょっとオシャレな雰囲気を感じます。

しかし、よく見てください。展示されているのは寄生虫です!

LOVE…じゃねーよ!

「これでもか!」と言わんばかりのLOVEアピールが強い水槽。

でも、展示されているのは寄生虫です。

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みんなが気になるような、寄生虫の基礎知識も紹介されていました。

愛くるしい寄生虫たちの生態を、じっくり学べて、とっても嬉しいです!!

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…あれ?なんか寄生されたかも。

新江ノ島水族館のお土産やお食事

ここからは新江ノ島水族館にある「グッズショップや飲食店」の情報を紹介します。

新江ノ島水族館オリジナルのグッズもあるので、ぜひチェックしてみてください。

グッズショップ

新江ノ島水族館のグッズショップは、えのすいオリジナルのお菓子や雑貨を取り揃えています。

湘南モノレールや江ノ電のグッズコーナーも充実しているので、江ノ島観光のお土産探しにも便利です。

オリジナルグッズの一例
  • えのすい公式キャラクター「あわたん」グッズ
  • 各種お菓子・食品
    • えのすいもち
    • 水族館限定ハッピーターン
    • えのすいポリポリパスタ

飲食店|あわたんカフェ

グッズショップに併設する飲食店「あわたんカフェ」は、ランチプレートやスイーツなどを提供しています。

メニューの一例
  • ランチメニュー
    (シチューやカレーなど)
  • スイーツメニュー
    (パンケーキやモンブランなど)
  • ソフトドリンク
    (カルピス・ソーダなど)
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“あわたん”がモチーフのオリジナルメニューが充実していますよ!

新江ノ島水族館の基本情報

新江ノ島水族館は、さまざまな見どころがあります。ちょっとだけ「行ってみたいな…」って気持ちになりましたか?

ここからは新江ノ島水族館に行くときのために、知っておくと便利な情報を紹介します。

入館料金

新江ノ島水族館の入館料金

チケット料金

  • 大人  :2,500円
  • 高校生 :1,700円
  • 小中学生:1,200円
  • 3歳以上:800円

年間パスポート

  • 大人  :5,000円
  • 高校生 :3,400円
  • 小中学生:2,400円
  • 3歳以上:1,600円

料金はすべて税込です。

駐車場

新江ノ島水族館へ車で訪問する場合は、近隣の有料駐車場をご利用ください。

駐車場料金

県立湘南海岸公園中部駐車場

  • 7~8月  :260円 / 30分
  • 7~8月以外:210円 / 30分

片瀬海岸地下駐車場

  • 7~8月  :260円 / 30分
  • 7~8月以外:210円 / 30分

江ノ電駐車センター

  • 7~8月  :250円 / 30分
  • 7~8月以外:200円 / 30分

新江ノ島水族館周辺の駐車場は、土日祝日や大型連休に混雑します。

できるだけ早めに到着することを心がけましょう。

最寄駅からのアクセス

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