水族館の飼育員に憧れてすぐに諦めた話【ペンギンを飼育したい】

「水族館で働いてみたい!」って思ったことありませんか?

僕はあります。

水族館の飼育員さんがペンギンの世話をしている姿に「いいな~」とうらやましく思ってました。

当時勤めていた会社を「辞めちゃおうかな」なんて考えたほどです。

しかし、色々と考えた結果、すぐに諦めました。

目次

仕事を辞めようとした

入社5年目に仕事を辞めようとしました。

理由は、いつも機嫌が悪い上司にイラっとしたから。

仕事を辞めるときって「辞めた後どうしようかな?」って考えますよね。

とりあえず転職サイトに登録して、求人情報を見て…

taku

あぁ…やりたい仕事ないな(正直、働きたくないな)

そもそも「仕事=お金を稼ぐ手段」と考えていたので、やりたい仕事なんてありませんでした。

じゃあ、何をしたらいいんだろうか?

水族館で働いてみたい

やりたいことってなんだろう?

好きなことから考えてみればいいのかな?

好きなことといえば…水族館?

水族館で働いてみる?

…という単純な理由で、水族館で働こうと思いました。

NCA(地元名古屋の専門学校)の資料と願書を取り寄せて、本気で入学しようとしました。

当時から「水族館で働くのは大変」ってウワサをよく耳にします。

とはいえ、好きだという気持ちがあれば「関係ないでしょ!」って軽めのノリでした。

1冊の本を読んだ

水族館で働く自分の姿を具体的にイメージするため、1冊の本を読みました。

『水族館で働くことになりました』

まさに水族館の仕事に興味をもち始めた当時の自分にピッタリの本です。

taku

水族館の仕事を詳しく知らなかったので「参考になるかも」と思って読んでみました。

本の内容

本の内容は、水族館の飼育員になった一人の女性の話です。

海獣チームの担当として、ペンギンとあんなことやこんなことがあって、ドタバタ奮闘する話でした。

taku

詳細が気になる人は実際に読んでみて!

水族館の仕事なんてイルカトレーナーくらいしか知らなかった僕にとって、水族館の裏側を知るきっかけになった本でした。

読み終わってすぐに諦めた

『水族館で働くことになりました』は、漫画なのでサラッと読み終わりました。

そして、本を読み終わってすぐに、ハッキリと実感しました。

「水族館で働くのは無理だ」

諦めた

諦めたのは、忙しいとか、大変とか、詳しくないとか、そんな理由じゃないです。

水族館の生き物と対峙する覚悟が、自分にはぜんぜん足りないと感じました。

「好きだから」で何とかなるような仕事じゃありません。

もしかしたら、生き物が嫌いになる可能性すらあるかもしれなかった。

飼育員って大変だ

本の主人公は、ペンギンの飼育を担当していました。

ペンギンは、僕の大好きな生き物です。

ペンギンの飼育を担当すると、きっと良いこともあれば悪いこともあると思います。

嫌な部分も受け入れられる?

言葉でコミュニケーションできないペンギンたちは、不満があれば鋭いくちばしでつついてきます。

つつかれて痛い思いをしたとき、いくら相手が好きなペンギンであろうとイラっとするかもしれません。

そんなときに「好きだという気持ちは変わらない」と、自信をもって言える自分がいませんでした。

ショックに耐えられる?

一番つらいのは、生き物と接するうえで避けられない「死」と対面するときです。

その瞬間に直面したとき、現実を受け止める自信がなかったです。

愛着がわくほどにしんどくなるだろうし、想像する勇気すらありませんでした。

生き物と向き合う覚悟がない

好きであるがゆえに「簡単にできる仕事じゃない」って感じました。

だから本を読み終わって、すぐに諦めました。

楽しめることに感謝する

本を読んで、飼育員さんの苦労がわかりました。

本の表紙をよく見ると、ウェットスーツの腰のあたりに穴が開いています。

僕は会社の上司と同じように、気が合わないペンギンにイラっとしてしまうかもしれません。

自分の部屋すら片づけられないのに、水槽を毎日掃除して清潔に保たないといけません。

だから、水族館に行って、水槽の前で楽しめるだけで十分です。

今年もたくさん水族館に行きました。
ペンギンもたくさん見て楽しみました。

水族館で働いている人のおかげです。

感謝しようって思いました。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトは reCAPTCHA と Google によって保護されていますプライバシーポリシー利用規約 申し込み。

reCAPTCHAの認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次