水族館好きが『須磨海浜水族園』の思い出を語る

メディア運営者「taku」が訪問した水族館を語るだけのコンテンツ。

今回は『須磨海浜水族園』について、個人的に気になったポイントや見どころを紹介します。

taku

この記事を書いた人
  • 全国の水族館をめぐっている(現在31館)
  • 開館から閉館までずっといるタイプ
  • 5日間で関東の水族館を8か所ハシゴした

須磨海浜水族園は、2024年6月1日に「神戸須磨シーワールド」としてリニューアルオープンしています。

この記事では、僕が訪問した須磨海浜水族園の思い出を、当時の展示や生き物の写真で紹介します。

目次

本館「波の大水槽」

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画像の左右にある「<」「>」マークをタップ(クリック)すると画像がスライドしますよ!

須磨海浜水族園のエントランスにある大水槽。

水量1,200トンを誇るスマスイの名物水槽です。

水槽内には、群れをつくるアジやエイの仲間が泳ぎ回っています。

とくに存在感のあるシロワニは、大きくて美しいフォルムが印象的です。

企画展「みんなでスクラム!ラグビー盛上げ隊!」
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訪問した日がラグビーW杯の開催期間だったので、ラグビー応援水槽も展示されていました。

水槽内にはラグビーボールとサクラダイが。

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どっちがラグビーボールかな?

海のさかな水槽

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大水槽のエリアから本館の奥に進むと、海の魚たちの水槽がたくさんありました。

熱帯魚たちが泳ぐサンゴ礁水槽や、タカアシガニが展示された深海魚水槽など。

そんななか、強烈なインパクトを放っていたのがアナゴ水槽。

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さすがに二度見しました。

アナゴは、体が常に何かに触れている状態を好む接触走性の魚です。

だから、筒の中に集まっちゃうんですね。

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遠目で見ると太巻き寿司に見えます。

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テンジクザメの赤ちゃんが展示された水槽もありました。

テンジクザメを見るのは初めてでしたが、どんな生き物でも赤ちゃんは可愛いです。

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ニョロニョロと細長い体のウミヘビもいました。

ヘビやウツボには怖いイメージがありますが、よく見ると顔は意外と可愛らしい気がします。

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もう少しだけ小さくて愛嬌があれば、チンアナゴみたいな人気者になれたのかな?

うみのおさんぽみち

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オスが卵を保護して代理出産するタツノオトシゴ。

究極のイクメン魚ですね。

展示されているタツノオトシゴも、お腹に大事な卵を抱えていました。

バックヤード

通路の途中には、水槽のバックヤードが見える場所もありました。

「水族館で働いてみたい」と思っていた僕には、水槽の裏側の様子がとても興味深かったです。

魚にエサをあげたり水槽を掃除したりと、飼育員さんたちが活動している様子をイメージできました。

無せきつい動物水槽

フロアを進んでいくと、水槽の様子が海の魚たちから無脊椎動物に変わっていきます。

背骨または脊椎を持たない多細胞生物・節足動物・軟体動物などが展示されるエリアです。

海の中で育つサボテンのような生き物は、ウミサボテンと呼ばれるサンゴの一種です。

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名前に「サボテン」とついていますが、植物ではなく動物だそうです。

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カニやエビなどの節足動物もたくさん展示されていました。

カニやエビといえば身近な生き物ですが、展示を見ると個性的な種がたくさんいることに気づきます。

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どうしても茹で上がった姿のカニやエビを想像してしまう。

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カラフルな色が特徴的なカラージェリーフィッシュも泳いでいました。

カラージェリーフィッシュは、個体によって体色が異なるそうです。なんでだろう?

見た目がすごく派手な魚もいました。

どうやら「スポッテッド・マンダリンフィッシュ」と呼ばれる魚だそうです。

魚の見た目も派手ですが、周りの植物にもコンペイトウのようなものがたくさんついてました。

水辺のふれあい遊園

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リクガメやカピバラなど、本館の屋上には水辺に暮らす生き物がいました。

リクガメやカピバラは、相変わらずのんびりしています。

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もはや、起きているのか寝ているのかわからない。

世界の魚たちが泳ぐ展示エリア

世界の魚たちが展示される「世界のさかな館」。

ちょうどエサの時間帯だったのか、ヘラチョウザメが大きな口を開けて泳いでいました。

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エサのプランクトンを食べるときに口を大きく開けて泳ぐそうです。

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淡水魚として人気があるガーの仲間。

スポッテッド・ロングノーズ・アリゲーターと数種類が泳いでいました。

ガーといえば、飼育放棄して川や池に逃がしてしまうことが問題視されています。

生態系を崩す悪者として扱われてしまうので、ちょっとかわいそうな魚です。

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よく見ると、けっこう可愛い顔してますよ!

水槽の奥でじっとしているオオウナギ。

お腹を上に向けて、死んだようにひっくり返って休む習性があるそうです。

仰向けになっている姿を見ると、飼育員さんはビックリしちゃうとか。

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この日はお腹を下にして、ちゃんと生きていました。

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中国の三名魚と呼ばれるパイユ。

僕はパイユを須磨海浜水族園で初めて見ました。

姿の美しさから、絵画や陶磁器のデザインによく使われているそうです。

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個人的に好きな淡水魚「ポリプテルス・エンドリケリー」。

たくさんの背ビレがカッコイイ魚です。

ちなみにポリプテルスという属名は、ラテン語で「たくさんのヒレ」という意味があります。

さかなライブ劇場

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電気を発するデンキウナギや肉食のピラニアなど、ユニークな魚が展示される「さかなライブ劇場」。

さかなライブ劇場では、魚の特性を体感できる実演紹介も実施されています。

アマゾン川をイメージしたピラニア水槽は、緑色に濁ったような水の色が印象的です。

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きっと実際のアマゾン川も濁った色をしているんですね。

野積みの護岸(ごがん)のすき間を隠れ家にするカワムツやアユモドキの水槽もありました。

野積みの護岸とは

石やブロックを積み重ねてつくる護岸。

モルタルのような接着剤を使用しないため、すき間に魚が棲みつくこともある。

バスフィッシングでおなじみのブラックバス(オオクチバス)も展示されていました。

僕は釣りをしないのですが、釣り番組や動画を見る機会があります。

釣りあげられた姿ばかり見ていたので、ブラックバスが水槽を泳いでいる姿は新鮮でした。

大きなワニガメのいる水槽もありました。

その名のとおり、ワニのように大きな口をもつカメです。

強靭なアゴが特徴的ですが、よく見るとツメの鋭さも目立ちます。

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まさに怪獣って感じでした。

アマゾン館

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ピラルクやレッドテールキャットフィッシュなど、巨大な淡水魚が泳いでいるアマゾン館。

ピラルクが泳ぐトンネル型の水槽は、内側からも観察できます。

トンネル内の真上を泳ぐ巨大な魚たちを間近で見ると、けっこうビビります。

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水槽内にいるのはわかっていても、ちょっと足がすくんじゃいました。

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巨大魚の水槽だけでなく、カエルや熱帯の淡水魚が展示される小さな水槽もあります。

まんじゅうのように丸いカエルもいて面白かったです。

オオアナコンダ水槽

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アマゾン館の近くには「オオアナコンダ」が展示されていました。

アナコンダといえば、昔に見た映画のイメージが強く残っています。

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人を丸のみにする巨大アナコンダの映画を見たのは子どもの頃です。

怖い印象よりも「あんなに大きな生き物がいるのか!」とワクワクした記憶があります。

実在のアナコンダは映画ほど大きくないのですが、体長が9mになる個体も存在するそうです。

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映画のように人を食べるような大物はいませんが、過去に大きなワニやウシを捕食した記録があるそうですよ。

亀楽園

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亀がたくさんいる亀楽園。

想像の10倍くらいいました。

日光に当たって、気持ちよさそうな顔で日向ぼっこをしていました。

海に暮らす動物たち

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ゴマフアザラシが暮らす「シールピース」エリア。

ちなみに、シール(seal)はアザラシのことです。

天気が良かったので、ゴマフアザラシたちはお昼寝していました。

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前足をパタパタと振りながら寝ている子もいました。どんな夢を見ているんだろう?

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少し時間を空けてみると、プールで遊んでいる子もいました。

…と思ったら、浮かびながら寝ていました。

ペンギン館

40~50羽くらいのマゼランペンギンが暮らす「ペンギン館」。

泳いでいる姿や歩いている姿など、水中と陸上で異なる様子を観察できます。

水中では胸を張って泳いでいますが、陸上ではめっちゃ猫背です。

ちょっとだけ「おばあちゃん」のように見えます。

ヒナだったころの面影が少しだけ残るペンギンも泳いでいました。

気泡で遊んでいたので、見た目に劣らず子どもっぽさを感じました。

マゼランペンギンの豆知識

“マゼラン”の名は、太平洋と大西洋を結ぶ海峡を発見した冒険家「マゼラン」さんが由来だそうです。

ラッコ館

ラッコ館には、明日花とラッキーの2頭がいました。

メスの明日花ちゃんは、ちょっと小顔でつり目。

オスのラッキーくんは氷が好きで、うっかり明日花のエサも食べちゃうそうです。

ちょうど食事を終えた後だったようで、ぷかぷかと浮かんでいました。

食事後は比較的のんびりしているので、写真を撮るならチャンスなタイミングかも。

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「あ~、今日もいっぱい食ったなぁ~」って感じで寝てました。

ラッコを見ていると、いつも思うんです。

ラッコが「世の中で一番かわいい生き物なんだろうな」って。

イルカライブ館

イルカのショーパフォーマンスを楽しめる「イルカライブ館」。

スマスイのイルカショーはトレーナーさんもノリノリで、とても楽しい気持ちになりました。

今回はイルカのトレーニングを見ましたが、イルカたちの息のあったパフォーマンスがすごかったです。

それにしても、写真がブレていますね。

テンションが上がっちゃうから、ついついシャッターを押す指に力が入ってしまいます。

須磨海浜水族園の思い出

スマスイで印象に残ったのは、イルカショーでトレーナーさんがノリノリだったことかな。

見ていて楽しい気持ちになった。

あと、スタジアム前列のお客さんに結構な水がかかっていたこと。

でも、嬉しそうな顔で喜んでいたので、たぶん「かけられたいお客さん(変態)」だったんだろうな。

僕がスマスイに訪問したのは、ちょうど神戸須磨シーワールドのリニューアルが発表された時期でした。

リニューアルが計画されていることは、スマスイに訪問するまでまったく知りませんでした。

2021年の4月から段階的な施設の解体が始まるそうなので、よいタイミングに訪問できて良かったなと思います。

リニューアル後も訪問して、展示やイベントが「どのように変化したのか」をチェックできたらいいな。

神戸須磨シーワールドに行ってきました

2025年2月に神戸須磨シーワールドに行ってきました。

展示やイベントの内容は、以下の記事で紹介しています。

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