僕は子どもの頃から「図鑑」が好きでした。
大人になった今でも生き物が好きなので、書店に気になる図鑑が売っていると読みたくなります。

たまに「面白そうだな」と思った図鑑を買うことがあります。
でも、大人になってからは、読まずに積んじゃうことが増えました。
大人向けの図鑑を買うんですが…内容が難しくて読めないんですよね。

時間に余裕があれば、じっくり読むかもしれません。
でも、今は忙しいので、サラッと読める本じゃないと積んじゃいます。

でも、最近は色々と発見しました!
内容がやさしくてサラッと読めるのに、不思議と生き物に詳しくなれちゃう本があるんです。
そこで今回は「楽しく読める生き物の図鑑」を8選ご紹介します。
もしかすると「勉強になる図鑑」というよりも「暇つぶしになる図鑑」が多いかもしれません。
楽しく読める図鑑①:おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典
第1回目の「こどもの本総選挙」で、12万人の小学生たちが第1位に選んだ本です。
一生懸命ですが、どこか「ざんねん」な弱点を持つ生き物たちが紹介されています。
- ちょっと笑える生き物の「ざんねん」な生態が分かる
- 生き物のあまり知られていない習性が分かる
- いつの間にか生き物に詳しくなれる
よく知っている身近な生き物の意外な一面が分かるので面白いです。
「本当かよ」って思う内容もありますが、雑学ネタ程度には十分楽しめます。



役に立つ知識は、ほとんどなかったけどね(笑)
人気があり売れている本なので、続編が何冊か出ています。
今回紹介したのは「第1巻」にあたる本です。内容が気に入ったら続編も購入してみてください。
楽しく読める図鑑②:カワハタ先生の動物の不思議 どこがおなじでどこがちがうの?
花まる学習会の名物先生が、動物の不思議な疑問に答えてくれる本です。
こちらの本は、けっこうマニアックな内容かもしれません。生き物好きには、おすすめしたい1冊です。
- 「似ているようで実は違う」そんな生き物の違いが分かる
- 誰もが「何となく疑問に思ったことのある不思議」が解決できる
- 大人のほうが食いつく内容
子どもの頃、調べるほどじゃないけど疑問に思ったことがたくさんあります。
たとえば「カタツムリとナメクジって同じ生き物?」とか。
そんなに興味はないんだけど、分かるとちょっと嬉しい知識が詰まっています。
子ども向けの本なので、勉強のために買ってあげても役に立ちます。
でも、大人が読んだほうが意外に面白く感じるでしょう。



「共生と寄生の違い」とか、僕は食いつきました(笑)
楽しく読める図鑑③:ブラックないきもの図鑑(動物たちの知られざるきびしいオキテ)
人間界では「ブラック企業」という言葉が浸透しています。実は生き物たちも、ブラックな環境に悩まされているようです。
そんな生き物たちの過酷な生態が、可愛いイラストと一緒に紹介されています。
- 生き物のブラック(過酷)な生態が分かる
- 生き物目線の語り口調が楽しい
- かわいいイラストで面白さが増している
普段、何気なく見ていた生き物たち。「のんびりしてるな~」なんて思ったら、意外とブラックな環境で生きていました。
思わず「なんでそんな無茶するんだよっ!」って言いたくなります。
同じようにブラックな環境で頑張っている身として、生き物たちにちょっと優しくなれるかもしれません…
楽しく読める図鑑④:恋するいきもの図鑑
ブラックな環境に悩む生き物もいれば、恋する生き物たちもいます。
この本は、さまざまな生き物の「求愛行動」に着目した1冊です。
- 生き物の不思議な求愛行動が分かる
- さまざまなパターンの求愛方法に驚く
- フルカラーのイラストが可愛いので楽しく読める
生き物たちの求愛行動は多種多様です。
派手な格好をしたり、強さをアピールしたり。



意外と人間と似てるかも?
でも「それで本当に惚れるの?」って思う求愛行動もあります。
イラストが可愛いので、気軽に楽しく面白く読める一冊です。
楽しく読める図鑑⑤:世界の美しいサメ図鑑
映画「ジョーズ」でおなじみのサメ。めちゃくちゃ怖いですよね。
でも、サメって実は、流線形のフォルムがめちゃくちゃ美しいんです。



この図鑑を読めば、その美しさがわかります。
- 「サメって怖くないよ、美しいんだよ」が分かる
- 掲載写真が写真集みたいに綺麗
- 掲載されているサメの種類が豊富で詳しくなれる
この本は「サメに詳しくない人」ほど読んでほしい一冊です。
サメは「怖いイメージ」ばかりが先行してしまいがちですが、よく見ると美しくてカッコイイフォルムをしています。
この本でサメを好きになれば、きっと水族館で出会うサメの印象が変わります。



意外に知らないサメもたくさんいて、楽しく詳しくなれますよ!
楽しく読める図鑑⑥:それでもがんばる!どんまいなペンギン図鑑
一言で表すと、ペンギンに特化した図鑑です。
可愛らしいイラストで、ペンギンの可愛い生態を楽しく紹介しています。
- ペンギンに詳しくなれるペンギン好きのための図鑑
- イラストが可愛いので楽しく読める
- 可愛いイラストだけでなく学術的な知識も載っている
水族館で見られるような、ペンギンの可愛くて面白い生態が紹介されています。
水族館のペンギンをよく見ると、うつ伏せやかかと立ちする姿が目立ちます。
これらの行動には、ちゃんとした理由があるんです。
そんな「ペンギン雑学」を可愛いイラストで楽しく学べる一冊です。
楽しく読める図鑑⑦:もふもふ動物
女子小学生向けの本です。
でも関係ない。もふもふが好きだから関係ない。
- もふもふがたまらない
- 小さくて可愛い動物がたくさん載っている
- 子ども向けの本。でも、もふもふが好きなら大丈夫!
毛がふわふわ。思わず撫でたくなるような動物の図鑑です。
もふもふした可愛い動物が中心なので、女の子は絶対に喜びます。
動物の雑学的な読み物(マンガ)もあるので、楽しく読めます。
学研の図鑑、しかも「forガールズ」。シンプルに女子小学生向けの本です。



でも関係ない。大きなおじさんだって、疲れたときに楽しめるはず。
楽しく読める図鑑⑧:ギョギョギョ!おしえて!さかなクン
魚といえば「さかなクン」ですよね。
さかなクンの溢れんばかりの魚への愛が、この一冊に詰め込まれています。
- 「ギョギョ!」と驚く魚の意外な生態や習性がわかる
- さかなクン自ら描いたイラストから魚への想いが伝わってくる
- 外来種の問題といった大人も「考えさせられる」内容もある
さかなクンが大好きな「お魚の知識」を紹介してくれる本です。
紹介されている内容は、どちらかというとマニアックな印象が強いです。
しかし、子ども向けの文章なので、意外にサラッと読めてしまいます。
好奇心旺盛な子どもは興味深く読めますし、大人は魚のことを深く考えさせられる不思議な一冊です。
最後に
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
子どもの頃に夢中になっていた図鑑は、最近ではバラエティ豊かな種類も増えていました。
あの頃の自分と同じように、きっと今の子どもたちも楽しめるものばかりです。
だって今でも、大きなおじさんなのに楽しく読んでいる人がいますからね。



誰のことだろうか?
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