
こんにちは。
ぎょぎょぎょ(@sakanayarou012)です。
2020年1月某日。
4泊5日で「関東にある水族館」のハシゴ旅をしてきました。

今回は新江ノ島水族館での思い出や撮影した写真などの紹介です。
中途半端なところもありますが展示エリア別に紹介するので「こんな感じなんだな~」と、ゆる~く雰囲気だけでもお伝えできればと思います。
それでは、ごゆっくりご覧ください!
相模湾ゾーン

暖流と寒流がぶつかる相模湾は、さまざまな生き物が生息しています。
岩礁や干潟、深海などもあり、生き物たちが生息する環境は多種多様です。

森のように海藻が揺らめく岩礁水槽は、大小さまざまな魚たちが生活しています。
岩礁で育つ海藻は魚たちのエサとなるだけでなく、住みかや産卵場所にもなるそうです。

海岸水槽は、相模湾の「干潟」「アマモ場」「漁港」の環境が再現された水槽です。
人の生活する身近な海で、海の生き物たちが生活している様子が分かります。

漁港に浮かぶプラスチックケースも、魚たちにとって隠れ家や住みかになるようです。
シラスサイエンス
シラスサイエンスゾーンは、別記事にて紹介しています。
よかったら、こちらの記事をご覧ください。

相模湾大水槽

相模湾大水槽は、新江ノ島水族館で最大規模の大水槽です。
約8,000匹のマイワシの群れや大小さまざまなサメやエイなど、多くの生き物たちが暮らしています。
相模湾大水槽では、さまざまなイベントプログラムが行われています。
水中ショー「フィンズ」は、飼育員さんの解説を聞きながら相模湾大水槽の魚たちを観察できる楽しいイベントでしたよ!

大水槽の横には、のぞき窓がありました。
岩陰に隠れてしまう魚たちも、ここから見つけられるかもしれませんね。
深海Ⅰ~JAMSTECとの共同研究~

深海ⅠゾーンはJAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)との共同研究により、深海の環境を再現した水槽展示エリアです。
国内初となる「深海生物の長期飼育法に関する共同研究」を実施しており、深海で見られる「湧水域」「鯨骨生物群集」「熱水噴出域」の特殊な生態系が再現されています。
クラゲファンタジーホール
クラゲファンタジーホールは、別記事にて紹介しています。
よかったら、こちらの記事をご覧ください。

太平洋

太平洋ゾーンは北の寒い海域から暖かいサンゴ礁の海まで、多様な環境を再現した水槽が並んでいます。

サンゴ礁の海を再現した水槽内は、カラフルな熱帯魚たちが泳ぎ回っています。
「ニモ」でおなじみのカクレクマノミも、水槽内の人気者です。

可愛らしさは、カラフルなフウセンウオも負けていません。
この水槽内は、フウセンウオのそっくりさん「ホテイウオ」も混在しています。
見分けられますか?
※見分け方が気になる方は、こちらの記事をどうぞ。

皇室ご一家の生物学ご研究

皇室ご一家の生物学ご研究ゾーンは、昭和天皇や上皇陛下が研究されてきた海洋生物について紹介されています。
昭和天皇のご研究

昭和天皇は「ヒドロ虫類」の研究をされていました。
ヒドロ虫類とは「刺胞動物門の動物」を指し、固着性のイソギンチャクや浮遊性のクラゲに分けられるそうです。
上皇陛下のご研究

上皇陛下は「ハゼ類の分類」について研究されていました。
「ハゼの肩甲骨」や「ハゼ類の系統進化」など、ハゼ科に見られる特徴について調査研究されていたそうです。
秋篠宮皇嗣殿下と生き物研究

秋篠宮皇嗣殿下は、人間と生き物の関わりについて研究をされています。
ナマズをめぐる漁業や食文化、ナマズをめぐる日本人の価値観や文化についての調査も取り組まれているそうです。
クラゲサイエンス

クラゲサイエンスは、えのすいが誇るクラゲ研究を生態や解説をとおして紹介するコーナーです。
常時30種類のクラゲたちが飼育展示されているので、その不思議な生態を観察できます。

クラゲはイソギンチャクのような形をした、「ポリプ」と呼ばれる時代があるそうです。
クラゲサイエンスでは、ポリプの生態展示や飼育する様子も紹介されています。
ペンギン・アザラシ

ペンギン・アザラシゾーンは、北と南の冷たい海に暮らすペンギンとアザラシが飼育されています。

ゴマフアザラシは、流氷が浮かぶ北の海に生息しています。
陸地に上がるとゴロゴロとしていますが、水中では自由自在に泳ぎ回る姿が印象的です。
陸地をペタペタと歩くペンギンたちは、南極大陸に生息しています。
ペンギン水槽で行われているパフォーマンスの様子を撮影したので、よかったらご覧ください。
テーマ水槽

テーマ水槽は、季節によって異なるテーマの水槽が展示されています。
僕が訪れた日は、1月末だったのでバレンタイン水槽でした。
イルカショースタジアム
イルカショースタジアムでは、イルカやアシカのパフォーマンスが行われています。
今回は、イルカ・アシカショー「きずな/kizuna」を観覧してきました。
よかったら、動画をご覧ください。
タッチプール

タッチプールは相模湾や湘南の磯に生息する生き物たちとふれあいながら、身近な自然を体感できるエリアです。

湘南の磯で見つかった、ヒラメの赤ちゃんが展示されていました。
写真のどこにいるか分かりますか?(画質の悪さは許して)
ウミガメの浜辺

ウミガメの浜辺で飼育されているのは、相模湾で見られるアカウミガメやアオウミガメです。
新江ノ島水族館はウミガメの繁殖も力を入れており、卵が繁殖するまでの様子も紹介されていました。

ウミガメたちは、エサを食べる様子が可愛らしいです。
タイミングよくエサやりの時間だった時は、ぜひチェックしてみてください!
カピバラ~陽だまりの草原~

カピバラ~陽だまりの草原~は、カピバラがのんびりと暮らすエリアです。
どこの水族館でもそうですが、カピバラはボーっとしています。

のんびりとしてあまり動かないカピバラですが、エサの時間だけは違うようです。
動くカピバラが見たい方は、エサの時間を狙うのが良いかもしれませんね。
深海Ⅱ~しんかい2000~
深海Ⅱ~しんかい2000~は、機械遺産に認定されているJAMSTECの有人潜水調査船「しんかい2000」が展示されています。
「しんかい2000」は、日本で初めて深海調査のために作られた潜水調査船だそうです。
カワウソ~木漏れ日のオアシス~

カワウソ~木漏れ日のオアシス~は、コツメカワウソが暮らすエリアです。
遊びが大好きなコツメカワウソたちは、いつも活発に動き回っています。

この日は、ぐっすりと寝ていました。
スゴイ寝相です。
こんなに気持ちよさそうに寝ていたら、まさに「木漏れ日のオアシス」かもしれませんね。
えのすいeco環境水槽

~未来へ~
新江ノ島水族館
地球が誕生して46億年、地球に海が誕生して40億年。
海は地球の表面積の7割を占め、ずっと地球を青く見せてきました。
地球には、はるか昔に海で誕生した命がつながり、多様な生物がくらしています。
この多様性を守ること。
それは、青く美しい地球を守ること、私たちの素敵な未来を築くことへとつながっていくはずです。
究極の片思い 水中の寄生虫たち

なんだかオシャレな展示がありました。
ですが、よく見てください。
展示されているのは寄生虫です!

「これでもか!」と言わんばかりのLOVEアピールが強い水槽ですが、展示されているのは寄生虫です。

みんなが気になるような、寄生虫の基礎知識も紹介されていました。
愛くるしい寄生虫たちの生態を、じっくり学べて、とっても嬉しいです!!
…あれ?なんか寄生されたかも。
最後に

新江ノ島水族館は、さまざまなショーパフォーマンスや幻想的なクラゲ展示が楽しめました。
この日は午後から八景島シーパラダイスへ向かったので、また今度じっくりと見られなかったイベントや展示を見に行きたいです。