長く終わりの見えないコロナ禍の影響により、水族館に行きたくても行けない日々が続いています。
「今までのように水族館へ遊びに行ける日常は戻ってくるのだろうか」
「水族館で暮らす生き物たちは、元気に過ごしているのだろうか」

年パス買ったのに、まだ1回しか行けてない…
緊急事態宣言や外出自粛によるさまざまな制限により、水族館を取り巻く環境は大きく変化しました。
閉館して行けなくなった水族館がある。
他施設への移動や他界により会えなくなった生き物もいる。
水族館はいつでも行ける場所ではなくなり、そこで暮らす生き物たちといつでも会えるわけではないことを痛感します。



せめて”水族館に行った気分”になれるものがあれば…
水族館に行った気分だけでも味わいたい場合は、全国各地の水族館を紹介する本を読むのがおすすめです。
たくさんの写真を掲載している本を選べば、水族館の雰囲気や生き物の表情が頭に浮かんできます。
今回は日本全国「40か所」の水族館を掲載する、水族館で暮らす生き物たちに会いに行きたくなる一冊を紹介します。
最初に
今回は「水族館めぐり」という本をご紹介します。
この本を読んだキッカケは「Twitterのフォロワーさんの間で話題になっていたから」です。



…けっこうしょうもない理由です。
全ページがフルカラーで、各水族館の主要な生き物たちの写真が掲載されているとのことで、お家時間に読んでみようと思い購入しました。
- 日本全国の水族館(40か所)で暮らす生き物たちの特徴や愛称
- 各水族館のちょっとした情報(見どころや裏側)
- 生き物の魅力やマネしたくなるような写真
本書は日本全国40か所の水族館で暮らす代表的な生き物たちの特徴や愛称をカラー写真で紹介しています。
日本全国に100か所以上ある水族館を網羅しているわけではありませんが、各地の代表的な水族館へ「遊びに行きたい!」と思わせるような内容です。
掲載されている水族館は地域ごとに分類されているので、まずは地元や行ってみたい地域から読むのもおすすめ。
生き物たちの特徴や愛称を覚えると愛着が湧き、実際に会いに行きたくなります。
生き生きとした表情を切り抜いた写真は、写真集のように見ているだけで癒されます。
今はまだ気軽に行けない状況だからこそ、行けるようになった時の楽しみが増える一冊です。
「水族館めぐり」のポイントと要約
本書のポイントを整理すると、下記のとおりです。
- 生き物たちの特徴や愛称がわかる
- 綺麗な写真に癒される
- 水族館へ行く楽しみが増える
これらの内容は「本書のほんの一部」ではありますが、僕なりの観点でご紹介していきます。
生き物たちの特徴や愛称がわかる
本書は日本各地の水族館で暮らす生き物たちの特徴や愛称を掲載しています。
例えば、しながわ水族館のページでは、バンドウイルカの仲良し親子「ミントとバニラ」が主役です。
ヌイグルミに興味を示す様子を捉えた写真からは、親子そろって好奇心旺盛な性格がうかがえます。



ミントの舌に父親譲りの黒い斑点があることは、本書を読んで初めて知りました。
生き物たちの愛称を知ると、愛着や親近感が生まれます。
しまね海洋館アクアスで暮らすゴマフアザラシの「ゆず」は、あっかんべーが得意技です。
ただ何となく「水族館にいるアザラシ」だと思って見るのではなく、「あっかんべーが得意な”ゆずちゃん”」と認識した方が興味が湧きます。
期待通りに「あっかんべー」をしてくれたときは、すごく嬉しい気持ちになりますよ!
綺麗な写真に癒される


本書に掲載されている写真は、どれも綺麗なものばかりです。
水族館で暮らす生き物たちの特徴を捉えた写真や、生き生きとした表情を切り抜いたような写真など、写真集のように楽しみながら見ているだけで癒されます。
ショーパフォーマンスや特技を披露している写真を見れば、水族館で行われているイベントの様子が分かります。
ゆったりとくつろぐ様子や水槽内を優雅に泳ぐ様子の写真を見れば、生き物たちの水族館での過ごし方が分かります。
生き物の写真が好きであれば、撮影シーンや構図がとても参考になります。
実際に水族館へ遊びに行けるようになったら、マネしてみたくなる写真ばかりですよ!
水族館へ行く楽しみが増える
本書を読めば、水族館の楽しみ方を予習できます。
生き物たちの特徴を知ると、見方やふれあい方が変わります。
気になる子を見つけると、会いに行きたくなります。
また、水族館で行われているイベントの様子が分かる写真も豊富です。
イベントの様子が分かると「参加してみようかな?」と思うきっかけになります。
いつか水族館へ行く時に「注目してみよう!」と思えるポイントを一つでも見つけられると楽しみが増えますよ!
「水族館めぐり」を読んだ感想と気づき
日本全国の水族館を訪問し、各地で暮らす生き物たちの様子を写真で紹介する。
そんな本書には、このブログでやりたかったことが詰まっていました。
生き生きとした生き物たちの写真に癒され、楽しそうな水族館の光景に「また行きたい」と思う気持ちが強まります。
本書でご紹介しているのは、飼育員さんたちが守り抜いてきた大切な大切な命です。
水族館めぐり
コロナ禍だからこそ、生き物たちに癒される日常が当たり前ではないことを痛感します。
心労がたまる状況の中、生き物たちの日常を支えてくれた飼育員さんに改めて感謝したいです。


掲載されている写真はとても綺麗で、写真集としても十分に楽しめます。
生き物たちの表情や水族館の雰囲気も伝わり、見ているだけで癒されます。
地元の水族館をチェックして、気付けなかった魅力を探してみたり…
遠方の水族館をチェックして、いつか遊びに行く日のことを想像してみたり…
水族館へ気軽に遊びに行ける日が戻って来るといいですね!
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は「水族館めぐり」を読んで、感じたことや気になったポイントなどをご紹介しました。
最後に、もう一度おさらいしてみます。
- 生き物たちの特徴や愛称がわかる
- 綺麗な写真に癒される
- 水族館へ行く楽しみが増える
本書は「水族館に行きたくなる、生き物たちに会いに行きたくなる一冊」です。
ネタバレになってしまうので多くは紹介できませんでしたが、本書を読めば水族館の生き物に癒され、もっと好きになります。
もし興味を持っていただけましたら、ぜひお手に取ってご一読してみてください!
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