入館料が安い水族館の秘密【ブラック経営?】

いろんな水族館に足を運んできたのですが、ひとつ不思議に思うことがありました。

心配してしまうほど、入館料の安い水族館がある。

海遊館は2,000円くらい

水族館の入館料って高いイメージがありますよね。

どこの水族館も、だいたい2,000円前後です。

入館料の高さは、設備の維持管理にお金がかかることを考えると納得できます。

500円…?

そんな中、たった数百円で入館できる水族館もあります。

あれ?そんなに安くて大丈夫なの?

目次

なんで入館料が安いの?

一般的な入館料は、2,000円前後だと思います。

しかし、数百円で楽しめる水族館もあるようです。

その理由は何なのでしょうか?

超絶赤字経営!お客様の笑顔が入館料です!(T~T)

もしかして、ブラック企業のような経営をしているのかな…?

安い理由

入館料が安い理由は「身を削って利益を出している」からではありませんでした。

水族館の運営者が「市町村などの地方公共団体」「民間企業」かで違うようです。

  • 地方公共団体 ⇒ 教育施設の役割を持たせるため、誰でも来やすいよう安く設定
  • 民間企業 ⇒ 売上利益から必要経費をまかなうための料金設定

    ということは、市町村が運営している水族館が安いんですね。

    しょぼくない?楽しめるの?

    taku

    そんなに安いってことは、しょぼくて楽しくないんでしょ?

    大丈夫です。

    入館料が安くてもしっかり楽しめます。

    でも、どうしても他の水族館には勝てない部分もあります。

    • 飼育が困難な生き物や予算がかかる生き物は展示されていないことが多い
    • イルカショーのような「派手な」パフォーマンスは少ない

      あれ?本当に楽しめるのかな?

      入館料が安い水族館の魅力

      入館料が安い水族館は「教育施設」の役割を担うことが多いです。

      一番の魅力(メリット)は「子供が楽しみながら、生き物について勉強できる」ことだと思います。

      taku

      もちろん大人も楽しめますよ。

      入館料が安い水族館の特徴

      僕が思う「入館料が安い水族館」の特徴です。

      • 生き物の展示数は決して少なくない
        (よく見る生き物が多め?)
      • 生き物に詳しくなれるイベントが多め
        (解説や体験学習など)
      • 派手さはないけどイベントもある
        (ふれあい体験やペンギンの散歩など)
      • 地元色が強い
        (近海の魚を中心に展示している)

      こんな人は「とくに」おすすめ

      入館料が安い水族館を、とくに楽しめるのはこんな人だと思います。

      • お子さんと一緒に楽しみたい人
      • お金はないけど時間はある学生たち
      • 給料日前で瀕死のサラリーマン
      • 将来、子どもをさかなクンのような「おさかな博士」に育てたい人

      とはいえ、もちろん誰でも楽しめますよ!

      入館料が安い水族館ってどこにあるの?

      市町村が運営している水族館って、意外にたくさんあります。

      その中で「僕が知っている水族館」を、ザックリと紹介します。

      入館料が安い水族館①:葛西臨海水族園

      葛西臨海水族園は、東京都が運営しています。

      大人の入館料は「700円」です。

      水族館の人気者であるペンギンや、クマノミやイソギンチャクなどカラフルな熱帯魚もいます。

      めちゃくちゃ安いのに、見どころ満載ですよ!

      葛西臨海水族館の主役といえば、やっぱり「クロマグロ」です。

      普段は食卓で見ることが多いのですが、ここでは泳いでいる姿を楽しめます。

      館内にはクロマグロに関するクイズ形式の豆知識コーナーもあります。

      taku

      じっくり観察すれば、楽しく「クロマグロ博士」になれるかも?

      入館料が安い水族館②:足立区生物園

      足立区生物園は東京都足立区が運営しています。

      入館料は大人でも、たったの「300円」と激安です。

      魚だけでなく鳥類や昆虫など、さまざまな生き物が展示されています。

      シマリスやモルモットなど可愛い小動物もいて、ふれあい体験のような子供が楽しめるイベントも人気です。

      入館料が安い水族館③:井の頭自然文化園 水生物館

      井の頭自然文化園 水生物館は「井の頭公園」にあります。

      入館料は大人「400円」です。

      井の頭自然文化園は「動物園」なので、園内の1エリアに水生物館があります。

      デートスポットの井の頭公園内にあるので、可愛い動物たちを見ながらデートをするのもおすすめです。

      入館料が安い水族館④:魚っ知館

      京都府にある魚っ知館は、関西電力が運営しています。

      入館料は大人「300円」です。

      館内にはアザラシやペンギン、タッチプールにはガラ・ルファ(ドクターフィッシュ)もいて、大人も子どもも楽しめます。

      関西電力が運営しているので電力の仕組みを学べる展示もあり、楽しみながら賢くなれますよ!

      入館料が安い水族館⑤:竹島水族館

      竹島水族館は愛知県蒲郡市が運営しています。

      入館料は「500円」です。

      地元の蒲郡に生息する生き物を中心に、さまざまな深海生物の展示が有名です。

      竹島水族館の見どころは、何といっても「へんな生き物」が多いことです。

      飼育員には、へんな生き物の初代チャンピオンまでいます。

      入館料が安い水族館?:ぎょぎょランド

      超マイナーで一部の人しか知らないような場所ですが、僕の地元なので「ひいき」して紹介します。

      ぎょぎょランドは愛知県豊川市が運営しています。

      入館料はなんと「無料」です。

      無料にもかかわらず、熱帯魚や両生類など約80種2000匹も展示しています。

      水族館だけでなく水遊びができる広場や小動物がいる動物園もあり、1日中気軽に楽しめるスポットです。

      最後に

      入館料が安い水族館は、市町村が運営しているという秘密がありました。

      教育施設の役割を担っていることがわかると、子どもを連れて遊びに行きたくなりますね。

      生き物に興味をもって、知識をどんどん増やして、第2第3のさかなクンを目指してほしいです。

      最後に一言…

      水族館の維持管理費を考えると、民間企業が運営している水族館も十分安いんですよ(T3T)

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