水族館は観光スポットです。観光スポットは、家族や恋人、友達と行きますよね。
遊園地も観光スポットです。遊園地にひとりで行くことは滅多にありません。
じゃあ水族館も一人で行くことはない?
いいえ、僕は水族館へ「ひとり」で行きます。
ひとりで行きたいんです。
今回は、僕なりに思う「ひとり水族館」について書いてみようと思います。

あくまでも個人的な意見です。
「あぁ、そんなやつもいるんだな」って軽い気持ちで読んでください。
ひとりの方が良くない?
僕が「ひとりで水族館に行きたい理由」は、いくつかあります。
- 水槽をじっくりと見て回れる
- 気が済むまで写真を撮り直せる
- 何周しても大丈夫
(休憩なんていらない。周り続けろ!) - 物思いにふけても良い
(現実なんて忘れよう)
じっくりと見て回る
ひとりであれば、自分の好きなペース・好きな順序で館内を回れます。
ちょっと気になる生き物を見つけたら、好きなだけ足を止めても大丈夫!
誰かに文句を言われることはありません。
過去に何回も見た展示は、スルーしちゃってもいいんです!



今日の目的は特別展示だから、常設展示はさらっと流そう。



とりあえずイルカにあいさつしてからスタートだ!
良い意味で「自己中」に行動できます。
団体行動での自己中はNGですからね。
定番の生き物を見すぎた結果、マイナーな生き物ばかりに目が向くようになると要注意です。
一緒に行動するメンバーが、まだ「その域」に達していないと「方向性の違い」で解散する危険性もあります。
写真を何回でも撮り直せる
水槽を素早く泳ぐ生き物って、撮影するのが大変です。
納得できる写真が一発で撮れたら良いのですが、なかなか上手くはいきません。


奇跡の一枚を手に入れるためには、何回も撮り直す「時間」が必要です。
しかし、生き物たちは、奇跡が起こるまで決めポーズして待ってくれません。
さらに、撮り直す時間だけでなく、数少ないシャッターチャンスを待つ時間も必要です。


とくにカメラ初心者は、写真にこだわると時間がかかっちゃうんです。
でも、ひとりなら大丈夫。
時間がかかっても、誰も文句を言わないよ。
何周しても良い
どれほど規模が大きな水族館でも「2~3時間」くらいあれば1周できます。
誰かと水族館に行くときは、周辺スポットに寄ってご飯を食べたり買い物したりする時間も必要です。
でも僕みたいな「水族館オタク」は、水族館内に朝から晩までずっといます。
館内を平気で「4~5周」するんです。もちろん足が痛くなりますが、気にしません。
だって、水族館ハイになるから。


生き物たちは、僕らのためにわざわざ目の前に来てくれることはありません。
寝ている時間帯もあれば、バックヤードにいる時間帯も…


そんな時は、素直に諦めて別の水槽を見に行きます。
その後「もしかしたら、今は出てきたかな?」って、また見に行って…
それを何回も繰り返すことで、気が付くと何周もしちゃいます。
物思いにふける
毎日の仕事や勉強、家事や育児…日々、疲れることばかりですよね。
そんな毎日の繰り返しが、モヤモヤした気持ちを積み重ねていきます。
そんなときは「非日常的」なことを体験するのが良いそうです。
日常的な記憶や感情が上書きされて、徐々に薄れていきます。


普段出会えない生き物を水族館で見ることは、まさに「非日常」を味わうことです。
大きな水槽を何も考えずにボーっと眺めると、めちゃくちゃ癒されます。
せっかくの楽しい時間を、あっという間に終わらせるのはもったいないです。
ひとりで時間を気にせず、魚たちの世界に現実逃避すれば、嫌なことも少しだけ忘れられます。



ただし閉館時間になったら、きちんと帰りましょう。
やっぱり誰かと行きたい?|アンケート調査してみた


ここまで「ひとりで水族館に行くこと」の良さをお伝えしました。
それでも、やっぱり「誰かと行ったほうが楽しい!」って思うかもしれません。
たしかに、その通りです。
誰かと水族館に行くのは、とても楽しいと思います。



あれ?話が変わってる?
だって、誰かと水族館に行ったとき楽しかったから。
でも、何が楽しかったんだろう?


(調査媒体:クラウドワークス)
水族館へ行ったことのある男女30名を対象に「ひとりで水族館に行くことはありますか?」とアンケート調査してみました。
アンケート結果は、全体の67%(20名)が「行くことはない」と回答。
回答者のおもな理由は、以下のパターンに分かれました。
- 楽しさを共感したいから
- イベントに参加しづらいから
- 周りの目が気になるから
楽しさを共感できる
人って「共感」することで、相手との心の距離が縮まるそうです。
水族館で起きた、楽しかったり驚いたりしたエピソードを共有したいとき、



いや、このあいだぁ~。水族館行ってんけどぉ~。
プールにね、イルカがおってん。うわぁーイルカおるやん!て。
ほんならぁーイルカがね、急にね、ぶわぁー飛んでん。
えぇーー思てぇ~。ほんまビックリして~ん。
…みたいなエピソードトークが必要です。
でも誰かと一緒に行けば、
「あれすごかったね。」「そうだね。」
で済んじゃいます。
イベントに参加しやすい
水族館は、さまざまなイベントを開催しています。
生き物とのふれあい体験や撮影スポットでの記念写真など…
どのイベントも魅力的で気になりますが、ひとりで参加するのって、ちょっと勇気がいるんですよね。


誰かが一緒にいてくれると、その「ハードル」がグッと低くなります。
水族館のイベントは、水族館でしか味わえない体験も魅力です。
周りの目が気にならない
「ひとり○○」をするときに一番気になることって、周りの目じゃないですか?
複数人で訪れることが当たり前な場所に「ひとり」で行くと、自分だけ浮いているような気がしちゃいます。
誰かと一緒なら、そんなこと気にする必要もないのにね。


でも、水族館に行って「水族館に来ている人」を見ることなんてほとんどないですよ。
僕も「ひとり」のときにカップルを見て「爆発しろ!」って思うことはあります。
でも、恋人と行くと「恋人と水族館のこと」で頭がいっぱいです。
周りの人なんて、見てもいなければ記憶にも残りません。



…まぁ水族館に限ってはそう思います。
どうしても気になるって人は、後述の見出しで「僕なりの対策」をお伝えします。
ひとり水族館の心構え


ひとりで水族館に行くため、最初に乗り越えなければならないハードルは「ひとりで行くことへの違和感」を捨てることです。
ひとりで行くことが「普通じゃない」と思ってしまうから、周りの目が気になってしまいます。
では、どうすれば捨てられるのでしょうか。僕が実践した方法をご紹介します。
メンタル
水族館に「ひとりでいること」に違和感があるのは、ひとりでいる理由がないからです。
それなら、その理由を作ってしまいましょう!
例えば、こんな感じです。
- 大学で水棲生物を研究していて、水族館の生き物を観察するために来た。
- デザイナー志望で、魚がモチーフのデザインを検討している。
- いい感じの魚の写真を撮りに来た。
- 私は写真撮影歴20年。カメラを愛する写真家です。
理由なんて何でも良いんです。
「何か目的があってここに来てるんですよ」って気持ちがあると少し楽になります。
改めて言いますね。
理由は何でも良いんです。どうせ誰も気にしていません。
アイテム
水族館を歩いていると「凄そうなカメラ(一眼レフ?)」を持った人いませんか?
先ほどは「周りの人なんて見ていない」と言いましたが、凄そうなカメラを持っていると思わず見ちゃいます。


凄そうなカメラを見ると「カメラが好きな人なんだろうな」とか「写真家かな?」って思うはずです。
「写真を撮りに来ている」という理由が見えるので、ひとりでいても意外と違和感がありません。


もし良い感じのカメラがあるなら、首にかけて「カメラ好き感」をアピールしましょう。
最後に|結局、水族館は楽しい
ひとりで行こうが誰かと行こうが、水族館は楽しい場所です。
子どもは絶対に喜ぶし、カップルで行けば雰囲気も良くなるし…
僕みたいに朝から晩までいたい人も、日常を忘れて現実逃避したい人も楽しめます。
ひとりで水族館に行った後は
みなさんは“ひとりで”水族館に行ったことはありますか?
もしくは、これから行く予定はありますか?
ひとりで行くと長居しすぎますよ。
写真を撮りすぎますよ。
だって楽しいから。
だれも止める人がいないから。
最近は、ひとりで水族館に行っても楽しめます。
エピソードはTwitterで共有、写真はInstagramで共有できるからです。
少しだけ時間差があるけど、共有すればひとりじゃなくなります。
そんな僕は「ひとり水族館あるある」を共有したくて、ブログを書いてみました。
最後に一言
誰か一緒に水族館に行きませんか?
(T3T)笑
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