「日本各地の水族館を踏破する」
水族館マニアであれば、誰もが目指す目標です。

たぶん。知らんけど。
先日、僕も関東の水族館をハシゴしてきました。


平日の5日間を水族館で過ごすという充実感のある日々でした。
しかし一方で、時間の制約に葛藤を感じることもありました。
「午後からのイベントが見られない」
「展示をじっくりと見る時間がない」
限られた日数で多くの水族館を訪れるほど、各水族館に滞在できる時間は減ってしまいます。
冷静に考えてみれば、僕は「海遊館に8時間滞在して館内を6周する男」です。
ハシゴするためとはいえ、水族館を2~3時間で出るなんてできるはずがなかった。
じっくり楽しむべきか?ハシゴすべきか?
結論を先に伝えます。
重度の水族館マニアでなければ、水族館はじっくり楽しみましょう。
せっかく訪問した水族館ですから、イベントも展示も隅から隅まで楽しんだほうが良いです。
しかし!
重度の水族館マニア(誰だよ)は、そんなことを言ってられません。
だって、日本各地の水族館を踏破しなきゃいけないから(なんで?)
でも「水族館に住みたい」と思うくらい居座りたい気持ちもある。
ワタシハ、ドウスレバヨイノデショウカ?
水族館をじっくり楽しむ?
- 時間に余裕を持って行動できる
- 生き物をじっくりと観察できる
- イベントやショーをすべて見られる
水族館をじっくり楽しむメリットは、時間を気にしなくて良いことです。
時間を忘れて大きな水槽をボーっと眺めていると、本当に贅沢な幸せを感じます。
水族館の生き物たちは、水槽の奥に隠れていることも多いです。
タイミングが悪くて見られなかったときは、時間を空ければ姿を見せてくれるかもしれません。


生き物をじっくり観察したり名前を調べてみたりすることも、時間に余裕があるからこその醍醐味です。
すべてのイベントやショーも、当日のスケジュールに沿って見られます。
時間をかけて「思い残すことがないくらい」楽しめば、きっと後悔しないはずです。
- 複数の水族館に行く時間の余裕がない
一つの水族館をじっくり楽しもうとすれば、ほかの水族館に行く時間は減ってしまいます。
水族館の閉館時間は、都市型の水族館でなければ「夕方頃」が一般的です。
お昼過ぎくらいには移動しないと「着いたらあっという間に閉館時間!?」なんてこともあります。
水族館をハシゴする?
- 複数の水族館を訪問できる
- 状況次第では交通費や宿泊費を節約できる
日本各地には100か所以上の水族館があります。
水族館によって、展示の規模や飼育されている生き物はさまざまです。
特定の水族館だけで見られる生き物も多いので「たくさんの水族館を訪問したい!」と思うこともあります。


しかし、複数の水族館を訪問すると、交通費や宿泊費に悩まされます。
とくに県外の水族館へ行く場合は、日数が増えるほど費用の負担も大きいはずです。
1日のうちに複数の水族館をハシゴできれば、結果的に交通費や宿泊費の節約につながることもあります。
- 長時間の滞在ができない
- 日程次第で見られないイベントがある
- 生き物をじっくりと観察できない
- けっこう疲れる
水族館をハシゴすると、各館に滞在できる時間が減ります。
滞在時間が午前中だけであれば、午後のイベントは見られません。
イベントを積極的に見ると、常設展示を見る時間が減ります。
限られた時間の中で「見逃し」や「やり残し」のないように行動することが重要です。



後になって気づくと、かなり後悔します。


そして、水族館のハシゴは体力が必要です。
時間を気にして行動する必要がある。移動する時間も必要だし、けっこう歩かなきゃいけない。
のんびりする時間なんてありません。意外と疲れますよ。
水族館好きにとって永遠のテーマ
「じっくり楽しむかハシゴするか」
これは水族館好きにとって永遠のテーマだと思います。


水族館好きは生き物をじっくりと観察したいし、たくさんの水族館を訪れたいんです。
でも、たくさんの水族館をじっくり楽しもうと思うと、かなりの時間とお金が必要となります。
しかも、なんだかんだ言いながら、お気に入りの水族館をリピートしがちです。
「日本各地の水族館を踏破しよう!」と思いながら、ついつい馴染みの水族館に行ってしまう。
ワタシハ、ドウスレバヨイノデショウカ?


昔は純粋に地元の水族館を楽しんでいました。
でも、いつしか全国の水族館を意識するようになりました。
そして決心するのです。



俺、日本の水族館を制覇する。
100か所以上の水族館が立ちはだかることを知らずに…
最後に|もう忘れて


このタイミングで言うべきことではありませんが、重度の水族館マニアでもない限り、2~3時間あれば水族館をじっくりと満喫できます。
もし「いや…そこまで重症ではないです…2時間もあれば十分です…」と思うのであれば、ここまでの内容は忘れてください。
こんな「どうでもいいこと」は忘れて、純粋に水族館を楽しみましょう!



本物の水族館マニアはレベルが違い過ぎる。とても恐ろしい存在です。


もし「重度の水族館マニア」の自覚症状があるのであれば…
ワタシハ、ドウスレバヨイノデショウカ?
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